auひかりを契約している人で、突然「引っ越し」をしなきゃいけなくなる人もいると思います。
特に戸建てで引っ越しの場合は、そこまで想定されていないことも多いと思うので大変です。
そんなauひかりを契約している人が引っ越しをする場合の「対処方法」にはいくつかあります。簡単に紹介すると、
- 引っ越し先でも継続=移転
- 解約してauひかりに再契約
- 解約して別の光回線に乗り換え
この3つが選択肢にあがります。
今回は、これらそれぞれについて詳しく見ていきたいと思います!
目次
auひかりと引っ越しのはなし
さて、引っ越しをする場合に、現在契約しているauひかりをどうすれば良いのかをまずは見ていきたいと思います。
auひかりの引っ越し手続きには3つの方法がある
さしあたり、引っ越しをする際のauひかりに関する手続きには3つの手段があります。
それは、
- 移転:auひかりの契約を継続・引っ越し先で再工事
- 再契約:auひかりを解約→さらにまた契約する
- 乗り換え:auひかりを解約→他の光回線に契約
「再契約」というのは、ちょっとトリッキーですが、あとで詳しく見ていきます。
必然的に、auひかりを契約している人で、引っ越し先でも光回線の利用を継続するのであれば、この3つのどれかの選択肢を取ることになります。
auひかりで「移転」のメリット・デメリット
さて、まずは、auひかりで「移転」をする際のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
移転とは?
まずはこの「移転」という見慣れない言葉について確認していきましょう。
移転というのは、2つの要素でできています。
それは、
- 契約継続:契約期間・月額料金・プラン・タイプの変更なしに契約を継続する
- 再工事:引っ越し先で工事をする=工事費がかかる
この2つです。
例えば、3年契約のずっとギガ得プランで2年目だったとしたら、引っ越し先でもその契約期間はリセットされず、2年目からまた始まります。
ただし、プランの変更等はできません。プランの変更をすると、契約期間中に解約したことになります。
また、引っ越し先で再度工事をすることになるため、その「工事費」が発生します。
工事費自体は普通の工事費と変わらないので、
- ホーム:37,500円(625円×60ヶ月)
- マンション:30,000円(1,250円×24ヶ月)
となります。
これは大きな負担です。新規契約とかではないので、キャンペーンも適用できません。
ネックなのは「工事費」。違約金はないけど…
やはり、移転の場合の大きなネックは「工事費」でしょう。
やはり移転をすると、契約内容はauひかりのままなので、すべてがauひかりの内部で終わります。
そして、auひかりの中には、移転工事費の負担を軽減するキャンペーンなどはありません。
逆に、メリットで言えば「違約金はいらない」という点があります。契約はそのまま継続されるので違約金を請求されることはありません。
また、auひかりホームで解約の際に請求される「撤去工事費:28,800円」は請求されません。
auひかりで「解約」→「新規契約」のメリット・デメリット
次は、ちょっと特殊ですが、「解約」しさらにまたauひかりを「新規契約」をした際のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
解約すると違約金・撤去工事費・工事費残額請求
まず、「解約」のデメリット自体を見ていきたいと思います。
解約をすると、以下の3つが請求される場合があります。
- 違約金:ホーム15,000円/マンション7,000円
- 工事費残額:ホーム0~37,500円/マンション0~30,000円
- 撤去工事費:28,800円(ホームタイプのみ)
この3つが、請求される可能性のあるものです。
二番目の工事費残額ですが、これは「初期費用相当額割引」というキャンペーンを使っていても請求される可能性があるので要注意です。
要は、工事費を分割払いにしていて、まだその費用を全部払い終えていない場合に残額が請求されるのです。
この3つですが、auひかりの内部でもいくつか回避する方法があります。
- 違約金:更新月で解約すれば無料(例:37ヶ月目、25ヶ月目)
- 工事費残額:ホーム60ヶ月目以降、マンション24ヶ月目以降に解約すれば無料
- 撤去工事費:回避不可
まず違約金は「更新月」と呼ばれる無料解約期間に解約すれば発生しません。
逆にこの期間に解約しないと、契約期間が更新されます。
次に、工事費残額ですが、これは分割回数分の月が経っていれば、当然工事費を払い終えたことになっているので、特に請求されるものはありません。
最後に撤去工事費ですが、auひかりの範囲内では回避不可能です。
そのため、例えばホームタイプなら、73ヶ月目に解約すると違約金0円、工事費残額0円で、撤去工事費の28,800円だけを払えば済むことになります。
しかしこれは6年後です…。
普通にまた契約しても「新規」にならない
解約からまた新規契約すると「新規契約扱いだからキャッシュバック+キャンペーン適用だ」と思うかもしれませんが、そう簡単にはいきません。
一度契約したことのある人が、解約→契約をしても、「新規契約」という扱いにはなりません。
そのため、キャッシュバックなど新規契約限定でもらえるキャンペーンが適用できないことが多いです。
この点は注意しておきましょう。
別名義ならキャッシュバック67,000円
しかし、別の名義で契約するのであれば、それまでの契約とは関係ない「新規契約」となるのでキャンペーンなどを適用することができます。
例えば、兄弟で住んでいたり、夫婦で住んでいたりする場合に、片方が解約した後に、もう片方の名義で契約すると「新規契約」となります。
この場合、新規契約限定でもらえるキャッシュバックなどをもらうことができます。
そのため、
- 解約→同名義で再契約…キャッシュバックがもらえない...
- 解約→別名義で新規契約…キャッシュバックがもらえる!
このような違いがあります!
ただし1点注意があります。
再契約で「新規」扱いとなるためには、これまで使っていたプロバイダとは別のプロバイダを選択して再度契約する必要があります。
再度契約をして継続利用する場合は「別名義で新規契約」をすることをおすすめします。
auひかりから他回線へ「乗り換え」のメリット・デメリット
最後に、auひかりはきっぱりあきらめて別の回線に「乗り換え」する場合のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
違約金等のデメリット
まず、auひかりに関しては「解約」となるので、
- 違約金
- 工事費残額の一括請求
- 撤去工事費(ホーム)
の3つが請求される可能性があるので要注意です。
違約金・工事費はタイミングが合えば無料にすることができますが、撤去工事費は回避できません。しかし、できれば回避したいというのが本音です。
ソフトバンク光の乗り換えキャンぺーン
また、これら違約金・工事費残額・撤去工事費は乗り換え先の「違約金還元キャンペーン」で回避することもできます。これはソフトバンク光でのみ可能です。
ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」なら、これら「乗り換えにかかる費用」をソフトバンクが10万円まで負担してくれます!
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ビッグローブ光ならキャッシュバック+撤去工事費無料!
さて、この「撤去工事費」ですが、ビッグローブ光に「株式会社NEXT」という代理店を通して乗り換えるとなんと無料になります!
株式会社NEXTは誠実・公正な優良店で、キャッシュバックを迅速・確実に渡すことで有名ですが、乗り換えキャンペーンについても実施しています。
これは、auひかり→ビッグローブ光に乗り換えることで撤去工事費を無料にしてくれるというキャンペーンです。
まとめると、
- 内容:auひかり解約時の撤去工事費分をNEXTが補填
- 条件①:auひかり+BIGLOBE(プロバイダ)をNEXTで契約
- 条件②:ビッグローブ光にNEXTで乗り換え
このようになっています。
条件は2つあり、まずauひかりを契約する際に、代理店NEXTを通じて、プロバイダを「BIGLOBE」に選択して契約します。
そのあとで、auひかりを解約する際に、NEXTを通じでビッグローブ光に乗り換えます。そうすると、NEXTが撤去工事費を負担してくれます。
ちなみに、代理店NEXTはauひかりの契約の際にキャッシュバックをくれます。
BIGLOBEをプロバイダに選ぶと、最大で67,000円のキャッシュバックをもらえます。特に条件もなく、手続きも簡単なのでおすすめです。
<株式会社NEXT>


キャッシュバック(ネットのみ) | 61,000円 |
キャッシュバック(ネット+電話) | 67,000円 |
オプション | なし |
手続き | 申し込み時に口座番号を教えるだけ |
受け取り | 最短で翌月現金振込 |
ビッグローブ光以外でも撤去工事費無料?
ちなみにあまり知られていない情報ですが、株式会社NEXTを通じてauひかりからどこかに乗り換える場合、ビッグローブ光以外でも撤去工事費を無料にしてくれるようです。
ただしこれは相談で決まるので、ホームページなのに大きく宣伝されているわけではありません。
auひかりの解約で、「撤去工事費」に悩んでいる人は撤去工事費を無料にしてくれる株式会社NEXTに相談することをおすすめします!
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代理店NEXTのキャンペーンでauひかりの撤去工事費が無料になる!?
『光回線どれにしようかな?』と選んでいると、公式サイトの他に口コミサイトや色々な記事が見つかります。 その中に「auひかりの撤去工事費が○○!」とか「auひかりの改悪!」みたいな記事が見られます。 そ ...
まとめ それぞれのメリット・デメリット
それでは最後に、今回紹介した3つの「auひかり引っ越し対策」をまとめていきましょう。
引っ越しをする場合 | メリット | デメリット |
①移転(契約継続) | 違約金なし | 引っ越し先で工事費(37,500円)がかかる |
②解約→別名義で新規契約 | キャッシュバック(最大67,000円)がもらえる | 違約金(15,000円) 工事費残額(0~37,500円) 撤去工事費(28,800円) |
③代理店NEXTを通じて乗り換え | 撤去工事費(28,800円)が無料になる | 違約金(15,000円) 工事費残額(0~37,500円) |
それぞれにメリット・デメリットがあります。
引っ越しにもいくつかのパターンがあると思うので、それらについても簡単に列挙しましょう。
- 引っ越し先の地域でauひかりが使える/使えない
- 違約金がない37・38ヶ月目に引っ越しする/しない
- 別名義で申し込める同居人がいる/いない
これらに対してそれぞれおすすめの選択肢をあげるとすると、
引っ越し先の地域でauひかりが
使える→①②
使えない→③
違約金がない37・38ヶ月目に引っ越しする/しない
する→②③
しない→①(②③も可)
別名義で申し込める同居人がいる/いない
いる→②(①③も可)
いない→①③
このようになります。
それぞれ自分の状況にあった選択肢を選んで、お得に引っ越しをしましょう!