auには「ジュニア・キッズ向け」のスマホがいくつかあります。ジュニア・キッズ向けというのは用は「小学生以下」という意味です。小学生や、小学生に上がる前のお子さんが持つ携帯が提供されています。
「小学生にスマホを持たせるのは…」と思っている方も多くいるかもしれませんが、そうした悩みを細かく見ていくと「検索機能やアプリ自体が心配」という方もいれば「変な検索や変なアプリを使ってほしくない」という方もいると思います。とはいえ、反対に「電話やメールの機能だけあれば便利かな」という方もいると思います。
auでは、そうした悩みにこたえる主に三種類のキッズスマホ、キッズケータイが提供されています。今回はそうしたジュニア・キッズ向けスマホを見ていきたいと思います。
目次
ジュニア・キッズ向けのスマートフォン・ケータイとプラン
ジュニア・キッズ向けスマホ・ケータイ・ウォッチを見ていく前に、確認しておきたいことが一つあります。
以下でみていく携帯類はすべて「小学生以下」を対象としています。それぞれ専用プランがありますが、すべて「小学生以下」を対象としているので、中学生以上の方は普通のスマホのプランを契約することになります(学割もあります)。
mamorino4
au公式サイトから
mamorino4(マモリーノ フォー)は子どもの手のひらの大きさにあった小さくてかわいい携帯です。色は紫のほかにも、青や黄色があります。
基本的には「キッズ向け」携帯として、小学校低学年などが利用することを考えて作られているようです。
主な機能としては、
- 居場所確認
- 防犯ブザー
- セコム急行
- 防水防塵
などがあります。まず、GPS機能を使って、この携帯の場所がわかるようになっています。親の方の携帯のアプリからそのことが確認できます。もちろんいつも監視している必要はありませんが、どこかに行ってしまってわからない場合などは調べてすぐに見つけることができます。
また、防犯ブザーの機能も付いています。使い方も簡単で、本来から伸びている紐の先のボタンを操作すればよいだけです。何か危険があったときに子どもがすぐに対応できるようにできています。
セキュリティに関しては「セコム」を導入することもできます。防犯ブザーが鳴ったときにすぐに対応したり、必要な場合は現場にセコムの人が急行してくれます。ある意味では警察官が駆け付けるよりも速いかもしれません。
また、防水、防塵の機能もあるので、子どもが砂場や水辺で遊んでいても、壊れてしまう心配はありません。
基本的にはアプリや検索機能はありません。
mamorino4専用ジュニアケータイプラン
mamorino4には専用のプランがあります。基本的にはすでに紹介した保護者専用の機能と電話機能がついているだけなので、専用のプランが必要になります。
月額料金(2年契約) | 500円 |
機種代(36回) | 450円 |
通話料 | 30秒/20円 (家族は無料) |
SMS利用料 | 3円/通 (家族は無料) |
まず、通常は1500円/月ですが、2年契約自動更新の誰でも割を適用することにより500円になります。要は2年契約自動更新のリスクを負うことで月額料金が安くなるのです。月額料金が500円というのはかなりお得ですね。機種代は合計16200円で、これが3年で分割払いとなるため、1か月450円となります。そのため、基本的には月額950円が発生することになります。
この基本料に通話料とSMSの利用料がかかります。通話料は30秒20円ですが、家族との電話は無料になります。大体電話と言えば家族との電話になるでしょうから、基本的に無料と考えてよさそうです。
また、mamorino4ではSMSを送信することができます。これはフェイスブックやツイッターなどのSNSとは異なり「ショートメッセージ」を意味します。電話番号宛てにメッセージを送ることができるのです。mamorino4では新しく既読確認機能がついたので、保護者も子どもが読んだかどうかを確認することができるようになっています。これは一通ごと3円です。
大変リーズナブルで機能性に優れたキッズケータイであるためかなりおすすめです。
miraie f
au公式サイトから
miraie f(ミライエフォルテ)は普通のスマホのような外見を持っていて、中身もほとんど普通のスマホと変わりません。普通にアプリを使ったり、検索機能を使ったりできます。
主な機能は以下です。
- 1300万画素
- 2600mAhの大容量バッテリー
- 利用時間制限
- フィルタリング
- アプリ利用制限
- 防犯ブザーなど
きれいな写真は撮れますし、バッテリーも多いので電池持ちもいいです。また、注目なのは「フィルタリング機能」です。ここが普通のスマホにない特殊な機能です。たとえば、「利用時間制限」をすることで夜9時以降は使えない、なんてこともできるようになっています。アプリも好きなだけ入れられるわけではなくて、保護者が許可した者だけ入れられるようになっています。
防犯ブザーなどの機能ももちろん入っています。
小学校高学年とかになるとmamorino4ではちょっと子供っぽいと思われたりするかもしれませんが、このmiraie fであれば十分満足できる機能を持っています。また、いろいろな関心に沿って検索やアプリを使うことができるのである意味で子どもの学習の幅を広げることができません。もちろんそれを制御するためのフィルタリング機能なども充実しています。
miraie f専用のジュニアスマートフォンプラン
miraie f にも専用のジュニアケータイプランがあります。
月額料金(2年契約) | 3620円 |
LTE NET | 300円/月 |
機種代(36回) | 600円→180円 |
データ量 | 2GB |
通話料 | 30秒/20円 (家族は無料) |
SMS利用料 | 3円/通 (家族は無料) |
miraie f はデータ通信ができる普通のスマホなので、その分月額料金もmamorino4よりも上がります。基本的に月々3920円かかります。これによりデータ量は2ギガまで使えます。また、機種代は21600円で、36回払いなので月額600円となります。ただし、毎月割という割引によって-420円されるため、基本的には180円で済みます。これにより全体としては、4413円/月(税込8%)がかかります。
通常のスマホの料金としてはかなり安いと言えます。
mamorino Watch
au公式サイトから
このmamorino Watch(マモリーノ ウォッチ)は「時計型」もしくは「ペンダント型」になる新しいタイプのキッズケータイです。
見た目は時計ですが、電話の機能がついています。どういう風に操作するのかわかりにくいので動画を見てみましょう、
なんだかスマートウォッチにちょっと似ていますね。時計をタップしたり操作することで動き出すなんてすごい画期的です。コ〇ン君の時計型麻酔銃でもこんな機能はありません。ちなみにこのマモリーノ ウォッチには麻酔銃の機能はありません。
主な機能は以下です。
- 居場所確認
- 迷子防止機能、離れたらアラーム
- 電話・SMSが主な機能
- ストップウォッチや音遊びなど
- 「がっこうモード」
他のキッズケータイと同様、居場所を確認できたりできます。また「迷子防止機能」というのもあります。設定した状態で、保護者の携帯から一定の距離を離れると「離れたらアラーム」が起動して保護者に子どもが離れたことを教えてくれます。
基本的には電話やSMSが主な機能で、ネットで検索したりアプリを使うことができません。ただし、ストップウォッチや音遊びなどの機能はあります。
またマナーモードのほかに「がっこうモード」という機能があり、この機能を起動するとこのウォッチを何も操作できなくなります。ただし、自分でまたこのがっこうモードを解除することも可能です。
mamorino Watchプラン
月額料金(2年契約) | 998円 |
機種代(36回) | 1077円→0円 |
通話料 | 30秒/20円 (家族は無料) |
SMS利用料 | 3円/通 (家族は無料) |
月額料金は998円でお得です。また、機種代は38772円なのですが、アップルのApple watchみたいなものだと考えればこの値段も頷けます。とはいえほかのキッズケータイに比べてちょっと高いです。月々1077円の支払いが3年続くことになります。とはいえ、アップグレードプログラムや毎月割などが適用できて最終的に0円になることもあります。アップグレードプログラムは一定期間内に機種変更をすることで機種代残額を無料にしてくれるサービスです。
電話とSMSの機能が主な機能なので、データ通信料などはかかりません。プラン自体はリーズナブルなのでお得です。
ジュニアスマートフォンプランもauスマートバリューでお得
ジュニアケータイプラン、mamorino Watchプラン、ジュニアスマートフォンプランとありますが、このうちデータ通信をする「ジュニアスマートフォンプラン」は「auスマートバリュー」の対象となっています。毎月1000円弱安くなるのでとてもおすすめです!
auスマートバリューでさらに割引
auスマートバリューはauひかりとau携帯のセット割です。特にデータプランを割引するので、ジュニアスマートフォンプランも対象となっています。
<auスマートバリュー>
条件:auひかり+電話(500円/月) 割引:対象ケータイ・スマホ・タブレットを500円~2000円割引 割引数:1世帯最大10契約まで(離れて暮らす50歳以上の家族も可) |
詳しい割引金額などはこちら▼
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【auスマートバリュー】スマホ割引金額から、申し込み先まで徹底解説!
CMでも話題の「auスマートバリュー」。 簡単に言えば、auひかり(光回線)とauスマホ・ケータイ・タブレットなどを合わせて使うと、auスマホ等が割引されるというサービスです。 とは言え、やはり詳しい ...
条件はauひかり+auひかり電話サービスです。auひかり電話サービスはauひかりの光回線を応用した自宅用固定回線で、月額500円+通話料とリーズナブルな値段で利用できます。これを付ければ、au携帯が割引されます。特にケータイ・スマホ・タブレットのデータプランに応じて500円~2000円/月割引されます。
また、割引数は1世帯最大10契約までなので、家族全員適用できます。
miraie fのプランである「ジュニアスマートフォンプラン」は
- ジュニアスマートフォンプラン:-934円/月の割引
となっています。これにより
月額料金(2年契約) | 3620円 |
LTE NET | 300円/月 |
auスマートバリュー | -934円 |
機種代(36回) | 600円→180円 |
合計(税込) | 3404円 |
最終的な税込みでの金額は3404円/月となります。かなり安くなりますね!
ジュニアスマートフォンプランならauスマートバリューを適用するのがおすすめです!