@TCOMヒカリはフレッツ光の光回線と、TOKAIコミュニケーションズが提供する「@TCOM」というプロバイダと組み合わさってできた光回線です。
今回はそんな@TCOMヒカリの解約方法や違約金について解説していきます!さらに違約金・工事費残額の一括請求を回避する方法も解説します。
目次
@TCOMヒカリの解約方法・違約金
まずは、@TCOMヒカリの解約方法、違約金等を見ていきましょう。
@TCOMヒカリの解約方法
@TCOMヒカリの解約をしようとした場合まず、
サイトを確認するよう促されるのですが、サイトを見ても、とにかく解約しないように説得されるだけのためサイトを見る必要はありません。なので開かなくて大丈夫です(開くなと言われると開いてしまいますよね)。
@TCOMヒカリの解約方法は3種類あります。
- フォームで解約申請→電話が来る→解約
- フォームで解約申請→解約申請書が送られてくる→記入して送る→解約
- カスタマーサポートセンターに電話
ホームページで探していたりすると「フォーム」でのやりとりに行き着きますが、これは結局手続きの量が増えるだけで面倒です。
はっきり言ってカスタマーサポートセンターに電話して解約の旨を伝えて終わらせるのが楽です。
@TCOM カスタマーサポートセンター
0120-805633
受付時間:10:00~20:00(平日)
10:00~18:00(土日祝)
解約の差異にはユーザーID・名前・住所が必要になります。基本的に名前と住所は記憶している人が多いと思うので「ユーザーID」を手元に置いておくことが大事です。
@TCOMヒカリの違約金
@TCOMヒカリの解約金は一律12000となっています。2年バリューパックの場合は以下です。
戸建て | マンション | |
月額料金 | 5100円 | 3800円 |
契約期間 | 2年契約自動更新 | |
違約金 | 12000円 |
月額料金が契約期間のない標準プランよりも安くなる代わりに、違約金のリスクがあります。
2年契約なので、2年使わないで解約すると違約金が発生します。ただし、自動更新なので解約しない限り永遠に2年契約が更新され続けます。
一体いつ無料で解約できるのか、言うならば「無料解約チャンスはいつくるのか」が問題です。
@TCOM公式サイトより引用
この図の青い部分の「更新期間」であれば違約金はかかりません。ここでは、利用開始月から24か月目と25か月目、契約期間から数えて23か月目と24か月目が更新期間です。
ちなみに解約だけでなく、コース変更等も違約金の対象です。
@TCOMの工事費残額一括請求
違約金=解約金=契約解除料を問題にしてきましたが、解約の際に請求されるのはこれだけではありません。
工事費を分割払いにしていた場合で、しかも払い終えていない場合は未払い分が一括請求されます。もともと払わなければいけない工事費が請求されるだけですから、損も得もないのですが、いざ一気に請求されると「なんだか損した気分」になります。
戸建て | マンション | |
工事費 | 18000円 | 15000円 |
分割払い | 600円×30回 | 500円×30回 |
割引 | -300円×30回 | -250円×30回 |
それぞれ以上の金額ですが、割引が効いて半額になります。
もし、戸建ての場合で、12か月で解約したら
工事費 | 18000円 |
工事費支払い済み | -600×12=-7200円 (-300×12は割引) |
工事費残額 | 10800円 |
違約金 | 12000円 |
合計 | 22800円 |
以上ような金額が請求されます。
ちなみに24か月目で解約しても、確かに違約金はないのですが、工事費残額3600円分は請求されます。
違約金・工事費残額0円にするために・おすすめ乗り換え先!
違約金や工事費残額の請求はできればしたくありません。というより、これが解約をしたくなくなる原因でもあるので、解約をしたい人にしてみれば邪魔なものですね。
実は、こうした解約の際に発生する費用は無料にすることができるのです。大手の光回線には、「乗り換えキャンペーン」と言って、乗り換えの際のリスクをなるべくなくすようにサポートしてくれるキャンペーンがあります。これは、違約金や工事費残額など解約時に発生した費用を後から還元してくれるキャンペーンです。
auひかり新スタートサポートは対象外??
代表的な「乗り換えキャンペーン」はauひかりに契約することで適用できる「auひかり新スタートサポート」ですが、実はこれは「@TCOMヒカリ」の解約の場合では適用できません。
2018年2月1日以降に@TCOMヒカリを申し込んだ人は対象外
auひかり新スタートサポートは
「auひかり/auスマートバリュー対象の他社FTTHサービス/KDDIが指定するケーブルテレビ事業者サービスのいずれか」から乗りかえの場合は対象外です。
となっていて、「auスマートバリュー」が使える光回線の解約には使えません。
そして、
「スタートサポート」対象外事業者・サービス(順不同)
以下の事業者・サービスの固定インターネット請求書については、還元対象外となります。(…)
@TCOM ヒカリ(2018 年 2 月 1 日 サービス申込み分より)
※au スマートバリューの対象でないコースについては、還元対象となります。
このように@TCOMヒカリもauスマートバリューが使えるようになったため、対象ではなくなっています。
ただし、注意が必要ですが、
- 2018年2月1日より前に申し込んだ人
は還元の対象となります。
2018年2月1日より前に@TCOMヒカリに申し込んだ人のためにauひかり新スタートサポートについて簡単に紹介しましょう。
auひかり新スタートサポートプラスとは
![]() | ![]() |
※auひかり公式サイトより |
<auひかり新スタートサポート> 条件:auひかり+固定電話(月額500円)+電話オプションパック(EX) 内容①:他社からの違約金を最大30,000円まで還元 内容②:2回線以上+auスマートバリューを新規登録で1台につき最大10,000円還元 |
auひかり新スタートサポートは、固定電話と電話オプションパック/電話オプションパックEXをつけることによって適用できる違約金還元キャンペーンです。
- 戸建ては電話オプションパックEX(690円/月)・最大30,000円まで還元
- マンションは電話オプションパック(500円/月)・最大30,000円まで還元
という違いがあります。
-
【2021年版】auひかり新スタートサポートを徹底解説!違約金還元も!
他社から光回線を乗り換えする時、どうしても違約金が発生してしまいます。 しかし、auひかり新スタートサポートを適用すると、そんな違約金もauが還元してくれます! 目次1 光回線の解約には違約金が発生す ...
ソフトバンク光 あんしん乗り換えキャンペーン
@TCOMヒカリを
- 2018年2月1日より前に申し込んだ人
はauひかり新スタートサポートプラスを適用することができません。そうした人が使える「乗り換えキャンペーン」はソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」です。
こちらはauひかり新スタートサポートプラスとは違いオプションの条件などはありません。ただソフトバンク光を申し込むだけで適用することができます。
以下が大まかな流れです。
@TCOMヒカリの場合は、
<流れ>
①@TCOMヒカリ解約+違約金支払い
↓
②ソフトバンク光申し込み・利用開始
↓
③証明書の提示
↓
④適用確定・受取
このような形になります。一度支払った違約金を申請後に普通為替で受け取ることができます。銀行で現金にできるので実質現金受取と同じです。
還元に関しては、
- 還元額の上限:10万円
- 還元対象:「違約金」、「工事費残額」、「撤去工事費」などすべてを還元
- 受け取り方法:普通為替
以上のようにまとめられます。一つの光回線の違約金・工事費残額・撤去工事費などは最大10万円まで還元可能です。上限10万円ということなので、基本的には全額還元という形になると考えて大丈夫です。
ちなみにソフトバンク光は工事費も無料にできます。
ソフトバンク光の開通前レンタルがお得
ソフトバンク光には「開通前レンタル」という制度があります。これは「ソフトバンク光が開通するまでネット環境がない人のための制度」で、「その空白の期間にソフトバンクAir または Pocket WiFiを無料で貸し出す」というものです。
実は光回線の場合、「申し込み」と「開通」の二つが同時とは限りません。引越し前に申し込んだり、都合が合わなかったり、まだ今の光回線を解約していなくて、それまで待ってほしいときなどは、「申し込み」と「開通」(工事)がずれます。
そうすると「契約することは確約しているけどまだ月額料金が発生していない状態」が発生します。もしくは、もともとソフトバンク光の人が引越しをして移転工事を待っている状態でネット環境がない場合でも適用できます。
- 条件:ソフトバンク光申し込み
- 料金:無料(機器の違約金はある)
- 期間(新規):ソフトバンク光開通日/ソフトバンク申し込みから180日まで
- 期間(移転):ソフトバンク光開通日/ソフトバンク申し込みから90日まで
- 内容:ソフトバンクAir または ポケットWi-Fi の無料レンタル
もちろん無料ですが、さらにうれしいのは、最大6か月間も使えるところです。開通後も関係なく6か月後なので光回線と同時に、無料でポケットWi-Fiが使える期間が発生します。
<例>
期間 | 回線 |
16か月目 | @TCOMヒカリを解約(違約金・工事費はあんしん乗り換えキャンペーンで還元) |
17か月目~20か月目 | 開通前レンタルでポケットWi-Fi |
21か月目~ | ソフトバンク光開通 |
以上のような形でリスクなく光回線を継続利用することができます。
ソフトバンク光申し込みなら代理店!
ソフトバンク光の申し込みで大事なのは「キャッシュバック」をきちんともらうことです。
代理店で申し込むことでキャッシュバックをもらうことができますが、代理店によっては手続きが面倒だったり、手続き期限が短くて受け取りそびれてしまうことがあります。
代理店NEXTは中でもおすすめの代理店で、確実にキャッシュバックをもらうことができます。
キャッシュバック① | 最大56,000円(新規) |
キャッシュバック② | 最大35,000円(転用・事業者変更) |
オプション | なし |
申請方法 | 回線申込時に口座番号を言うだけ |
受取方法 | 最短翌々月振込 |
以上のキャッシュバックをオプションなしでもらうことができます。
ソフトバンク光を電話で申し込むときに口座番号を聞かれるので、そのとき口座番号を伝えるだけで手続きは完了です。それさえすれば最短翌々月には振り込まれます。
まとめ
それでは、解約についてまとめておきましょう。
解約方法:0120-805633に電話
ここで解約の旨を伝えるのが一番手っ取り早いです。
請求される可能性のあるもの:違約金12000円+工事費未払い分
違約金と工事費の二つが解約時に発生する可能性があるものです。
回避する方法:2018年2月より前に申し込んだ人→auひかり新スタートサポートプラスを使う
2018年2月以降に申し込んだ人→ソフトバンク光 あんしん乗り換えキャンペーンを使う
こちらで違約金、工事費の請求を相殺することができます。