安さが売りのDMM光ですが、光回線にも関わらず最高速度が200Mbpsであったりとちょっと異色の光回線でもあります。
今回はそんなDMM光の解約方法や違約金に関する問題について解説していきます。
※DMM光は新規受け付けを終了しています。
目次
DMM光の解約方法・違約金
※DMM公式サイトより引用
まずは、DMM光の解約方法や、解約の際にかかるお金について見ていきたいと思います。
DMM光の解約手順
DMM光の解約手順に特に難しいことはありません。下記に電話して解約の旨を伝えれば大丈夫です。
DMM光サービスセンター(10:00~18:00)
電話番号:0120-660-481
ただし、メール受付などはないので、基本的には電話でしか解約できません。
引っ越しの場合
ちなみに引っ越しの場合は、
- 「引っ越し先で使えるか?」を調べる→「引っ越し先で継続利用するか?」を決める
という形になります。
引っ越し先で使えるかどうか・継続利用するかどうかは同様に以下のサービスセンターに電話して問い合わせることができます。
DMM光サービスセンター(10:00~18:00)
電話番号:0120-660-481
引っ越し先の状況にもよりますが、基本的には再度工事費が発生するので要注意です。
その際は工事費
- ファミリー:18,000円
- マンション:15,000円
が発生します。
工事費を払うくらいだったらほかの光回線に乗り換えるのが妥当でしょう。
DMM光の解約の際にかかるお金
今度はDMM光の解約の際にかかるお金を見ていきましょう。
光回線の解約で請求される可能性があるものは
- 違約金
- 工事費残額
の2つです。
違約金は指定された期間利用せずに解約した場合のリスクで、工事費残額というのは分割払いにしている場合の工事費残額を指します。
最低利用期間
DMM光の場合は「最低利用期間」というものが定められています。
これは「この期間を過ぎればいつ解約しても無料」だが、「この期間より前に解約すると違約金が発生する」といった代物です。
※DMM公式サイトより引用
最低利用期間 | 開通月翌月から24ヶ月間 |
解約手数料(違約金) | 9,500円 |
24ヶ月が最低利用期間です。
これは実は良心的で、他の光回線と違うところです。
普通は「2年契約自動更新」が主流で、2年経ってなにもしないと自動で再度2年契約が更新される形です。
これに対し、DMM光の場合は自動更新がなく、24ヶ月経ってしまえばいつ解約しても無料になるのでリスクがずっと軽減されます。
工事費残額
工事費残額一括請求というのは、分割払いにしている場合、その分割払いが終わる前に解約したときに発生するもので、未払い分が一括で請求されます。
ただし、DMM光の場合はそもそも工事費が無料なのでこれは発生しません。
また、移転(引っ越し)をして継続利用をした場合でも、一括払いでしか工事費が払えないので「分割払いの未払い分」が発生する余地がありません。すでにすべて支払われている、というわけです。
違約金0円で解約する方法
しかし、最低利用期間2年と言っても、やむを得ずそれより前に解約しなければいけないこともあります。
そんなときに違約金をタダにする方法があります。
違約金を0円にするなら「乗り換え」
違約金を0円にするには、他の光回線にある「乗り換えキャンペーン」を利用することが必要です。
特に大手光回線としては、他社よりも魅力的であることを示すために、他社から乗り換えて来る人に手厚い保護を約束しています。
その一つが、「乗り換えキャンペーン」です。
他社から乗り換えて来たときに発生した違約金をなんらかの形であとから還元してくれるキャンペーンです。
auひかり新スタートサポートの内容
auひかりには「auひかり新スタートサポート」という違約金還元キャンペーンがあります。
ただし、これはただの違約金還元キャンペーンではないのです。
![]() | ![]() |
※au公式サイトより引用 |
<auひかり新スタートサポート> 条件:auひかり+固定電話(月額500円)+電話オプションパック(EX) 内容①:他社からの違約金を最大30,000円まで還元 内容②:2回線以上+auスマートバリューを新規登録で1台につき最大10,000円還元 |
auひかり新スタートサポートのメインの内容は「違約金還元」にありますが、光回線だけが対象になります。
条件
まずは、条件を見ていきましょう。
条件:auひかり+固定電話(月額500円)+電話オプションパック(EX)
条件は「auひかり」と「auひかり電話サービス=固定電話」(500円/月)、さらに「電話オプションパック(EX)」の契約が必要です。
電話オプションパックについては、
- ホームの場合:電話オプションパックEX(690円/月)
- マンションの場合:電話オプションパック(500円/月)
が条件となっています。
「迷惑電話発着信ブロック」というサービスがEXにのみ入ります。
固定電話を使う人・家族であれば、この電話+パックは良いコンビで、おすすめです。
▶auひかり電話サービス・電話オプションパック(EX)について詳しくはこちら
内容① 他社光回線の違約金還元
まず、メインの内容は「違約金還元」です。
ホーム | マンション | |
還元額 | 30,000円まで | |
還元対象 | 違約金・工事費残額・撤去工事費 | |
還元方法 | au WALLETプリペイドカードへのチャージ or 郵便為替 |
上限額はホームとマンションで異なりますが、これ以上の違約金を取られるところは基本的にないでしょう。
また、還元対象は違約金だけでなく、「工事費残債」や「撤去工事費」なども入ります。
還元方法は、au WALLET プリペイドカードへのチャージ か 郵便為替のどちらかです。
このプリペイドカードというのはクレジットカードが使えるところなら大体どこでも使えるもので、ネットショッピングにも使えます。
しかし、クレジットカードとは違い、プリペイド式などのPASMOなどのICカードと同様、チャージして使うものとなっています。ポイントがたまりやすいです。
郵便為替は郵便局に持っていくと現金に換えてくれる紙です。現金を郵送する方法の一つです。現金にこだわりたい人はこちらが良いでしょう。
▶au WALLET プリペイドカードについて詳しくはこちら
内容② 2回線以上の同時申し込みで1台につき最大10,000円還元
内容の2つ目は「スマホ・携帯費用の還元」です。
ホーム | マンション | |
還元額 | 10,000円まで | |
還元対象 | 2回線以上の新規登録で1台につき最大10,000円還元 | |
還元方法 | au WALLET残高へのチャージ |
になります。
大体どこの携帯会社も違約金は9,500~9,800円なので、乗り換え時も全額還元されると思って良いと思います。
ただし、注意点があります。
それは、「2回線以上」というところです。
したがって、一人暮らしの方が適用するのは少しハードルが高いかもしれません。
auひかりは工事費無料にできる
乗り換える際に不安なのは、今の光回線の違約金だけではなく、乗り換え先の光回線の工事費など初期費用です。
auひかりではそんな工事費を無料にすることができます。
ホーム | マンション | |
初期費用 | 37,500円 | 30,000円 |
分割払い | 625円×60回 or 一括 | 1,250円×24回 or 一括 |
初期費用相当額割引 | -625円×60回 電話契約(500円/月)が必要 | -1,250円×24回 オプションなし |
auひかりの工事費はちょっと高めですが、これは「初期費用相当額割引」というキャンペーンを使うことで、毎月分割払いの費用を無料にし、「実質無料」にすることができます。
![]() | ![]() |
※au公式サイトより引用 |
ホーム | マンション | |
割引 | -625円×60回 | -1,250円×24回 |
オプション | 電話契約(500円/月)が必要 | オプション必要なし |
ホームタイプの場合はauひかり新スタートサポートの条件の一つであった「固定電話」の契約が必要ですが、マンションタイプの場合は特にオプションを必要としていません。
初期費用分割払い | 初期費用相当額割引 | |
---|---|---|
1ヶ月目 | 1250円/625円 | -1,250円/-625円 |
2ヶ月目 | 1250円/625円 | -1,250円/-625円 |
24ヶ月目/60ヶ月目 | 1250円/625円 | -1,250円/-625円 |
25ヶ月目/61ヶ月目 | 0円 | ー |
これにより、所定の期間使い続ければ工事費は無料で払い終えたことになって、実質無料になります。
ただし、途中で解約すると払い終えていない分が一括請求されてしまいます。
auひかりは速い
DMM光のファミリープランは、光回線であるにも関わらず速度が200Mbpsです。
auひかりと比較すると以下のようになります。
DMM光 定額プラン | auひかり | |
最高速度 | 200Mbps | 1Gbps/5Gbps/10Gbps |
光回線の最高速度は、普通1Gbps(1000Mbps)なのですが、DMM光定額プランの最高速度は200Mbpsです。
ちなみにauひかりは基本的に1Gbpsですが、関東の一部地域で5ギガ・10ギガ(5Gbps/10Gbps)のサービスを展開しています。最大でDMM光と50倍の差があります。
確かにマンションで最大100Mbpsというのはよくある話ですが、戸建てでそれは珍しいですね。
JCOMのケーブルテレビ回線によるインターネット回線でも300Mbps以上の最高速度を誇っています。
DMM光は確かに安いのですが、速度を確保したいのであれば、auひかりを選ぶべきでしょう。また、auひかりもキャンペーンのことを良く知っていれば安く抑えることもできます。
auひかりの申し込みは代理店で
auひかりの申し込みの際に見逃してはならないのは「キャッシュバック」です。
これは新規で申し込むだけで「お金がもらえる」という魅力的なキャンペーンなのでよく知っておく必要があります。
ただし、これは優良店の代理店で申し込む必要があり、そうでないと面倒な書類の手続き地獄に巻き込まれたり、なんだかんだ期限切れになってもらえなくなってしまったりします。
代理店の「株式会社NEXT」は妥当な金額ですが、確実にもらえるため、おすすめできる代理店です。
<株式会社NEXT>

キャッシュバック(ネットのみ) | 45,000円 |
キャッシュバック(ネット+電話) | 52,000円 |
必須加入オプション | なし |
キャッシュバックの手続き | 申し込み時に口座情報を伝えるだけ |
受け取りまでの期間 | 最短で翌月に現金振込 |
オプション加入は必要ありませんが、電話契約をつけることでキャッシュバック金額が高くなります。
手続きは簡単で、電話で申し込む時に口座番号を教えるだけです。
これにより翌月末には現金で振り込まれるので、キャッシュバックをもらい忘れるということがありません。
違約金0円、工事費0円、キャッシュバック最大52,000円で契約できるauひかりはおすすめです。
まとめ
それでは、解約についてまとめておきましょう。
解約方法:0120-660-481
こちらで解約する旨を伝えれば完了です。
請求される可能性のあるもの:違約金9,000円
更新月でない限り、こちらが解約時に発生する可能性があるので注意が必要です。
回避する方法:auひかり新スタートサポート
違約金9,000円をあとから還元できるのがこちらのキャンペーンです。