auは「auを長く使うが、スマホは2年くらいで買い替える人」を想定して「アップグレードプログラムEX」というシステムを作っています。
このシステムを利用することで、スマホの料金が最大半額割引されるので、かなりお得です!
アップグレードプログラム EXの概要
※au公式サイトより引用
アップグレードプログラムEXの概要を見ていきましょう。
アップグレードプログラムEXとは
まず、簡単にアップグレードプログラムEXがどんなものなのかを確認しておきます。
※au公式サイトより引用
アップグレードプログラムEXは簡単に言うと、「機種変更時もとの機種代の残額をチャラにしてくれるもの」で、「機種をアップグレードするとき」に使えるものです。スマホが壊れたときの保証や、故障時の乗り換えとは基本的に異なるものです。
アップグレードプログラムEXというのは「加入条件」と「特典適用条件」があります。つまり、加入しただけでは特に機能を果たさず、さらに特典適用条件をクリアすると、やっとお得な機能が発揮されるというわけです。簡単に言えば、「特典のための準備」(加入)、「実際に効果を発動する」(特典適用)のこの2つが違うということです。
それで、アップグレードプログラムEXは月額390円で継続することが必要で、加入12か月後に機種変更をすると、特典を適用し、翌月以降の変更前の機種代を無料にできるというわけです。
- アップグレードプログラムEXの加入→月額390円
- アップグレードプログラムEXの特典適用→機種変更時、変更前の機種の機種代残額を無料にできる
この区別を頭に入れておきましょう。
アップグレードプログラムEXの条件
まず、特典適用のための準備である「アップグレードプログラムEX」の条件についてみていきましょう。
条件は主に2つあります。
① 4G LTEスマートフォンを48回払いで契約
② ピタットプランかフラットプランに加入
Androidスマホの場合は、48回払いで契約し、auピタットプランもしくはフラットプランのどちらかに加入することで適用できます。
基本的に分割払いの回数は12,24,36,48回と選ぶことができますが、48回は中でも一番長いもので、4年間を要します。
ちなみにもう一つ、①を詳しく言うと、
- スマホの分割払い購入+ピタットかフラットプランで契約+アップグレードプログラムEX の同時契約
が条件となっています。すべて同時に行う必要があるので、そこも注意が必要です。
そして、このプログラムはまだ効果を発揮していない段階でも以下の月額料金がかかります。
- 月額:390円/月
iPhoneの場合→アップグレードプログラムEX(a)
iPhoneの場合は条件が少しかわって、24回払いとなります。
①対象のiPhoneを24回払いで契約
② ピタットプランかフラットプランに加入
iPhoneの場合は一貫して特典の内容についても多少違うのでその都度説明していきます。Androidとの主な違いは分割回数が24回に減っていることです。
特典の条件
さて、大体準備はできたので、いよいよ特典の適用の説明に入りましょう。
特典条件
特典の適用には3つの条件がありますが、まとめて言うと「指定期間後に機種を変えて使い続ける」のが条件です。
①12か月間使い、機種変更
②機種変更後もアップグレードプログラムEXに再加入
③機種変更後、もとの機種を回収
まず、12か月間使う必要があります。その前に機種変更をしても、ただアップグレードプログラムEXで払った月額料金が全部無駄になるだけです。それから機種変更をして、もとの機種を返却します。さらに、同時にまたアップグレードプログラムEXに再加入する必要があります。
あとでまた述べますが、機種代の免除は最大24か月分なので、13か月目でいきなり変えても、48か月分-12か月分(支払い済み)-24か月分(免除)=12か月分(残り)がかかるので要注意です。
iPhoneの場合の条件→アップグレードプログラムEX(a)
iPhoneの場合は特典適用の条件も多少異なります。
①6か月間使い、機種変更
②機種変更後もアップグレードプログラムEX(a)に再加入
③機種変更後、もとの機種を回収
とはいえ、基本的には「12か月間使い」→「6か月間使い」になるだけです。
特典の内容
※au公式サイトより引用
特典の内容を詳しく見ていきましょう。
特典の内容はずばり二種類ありますが、基本的には「分割払い24か月分を無料にする」というものです。
①機種変更 翌月分以降の分割払いの支払いを免除(最大24カ月分)
②免除分が24か月分に満たない場合は余りをWALLETポイントで還元
まず、特典の適用には2つのパターンがあります。
- 12~24か月使い機種変更した場合→24か月分を免除(①)
- 25~48か月使い機種変更した場合→1~23か月分を免除+24か月分-免除額をWALLETポイントで還元(②)
どうがんばっても24か月分しか免除されないので、たとえば12か月目で機種変更したとすると
48か月払い-12か月分(支払い済み)-24か月分(免除)=12か月分(まだ支払う)
免除されない残りの12か月分は支払わなければなりません。とはいえ1年で機種を変更するのは珍しいです。
iPhoneの場合
iPhoneの場合はこれまた期間に違いあるだけです。
①機種変更 翌月分以降の分割払いの支払いを免除(最大12カ月分)
②免除分が24か月分に満たない場合は余りをWALLETポイントで還元
もともと分割払いの回数が24回なので、その半分の最大12か月分のみが免除されます。
13~24か月目に機種変更したときのデメリット
ちなみに以下のような注意事項もあります。
★3: 13~24カ月目に特典を利用する場合、機種変更時に前倒し利用料(390円(不課税)×25カ月目までの残月数)のお支払いが必要ですが、それ以降は免除されます。
まず、基本的に想定されているのは
- 24か月目で機種変更をし、未払いをすべて免除する
というパターンです。当然この場合は、
24か月目までアップグレードプログラムEXに加入し、また再加入する
ということが裏の条件にもなっています。そのため、もし
- 13~24カ月目に機種変更をすると、390円×25カ月目までの残月数が請求される
ということになります。iPhoneの場合は期間がそれぞれ半分になるだけです。
ピタットプラン・フラットプランとは
ここで、条件の一つであるauピタットプランとフラットプランの概要を確認しておきましょう。
ピタットプランとフラットプランは対照的なプランなので、一緒に見ていくことでより分かりやすくなります。二つの違いは
- 「月額料金」と「実際にその月に使ったデータ利用量」の関係
がカギとなります。この関係がそれぞれ
- ピタットプラン→実際にその月に使ったデータ利用量によって月額料金が変わる
- フラットプラン→実際にその月に使ったデータ利用量は月額料金に関係しない
となっています。その月のデータ利用料に月額料金が「ピタット」毎月合うピタットプランと、毎月データ量も月額料金も「フラット」で変わらないフラットプラン、というわけです。
これを頭に入れて以下を見ていきましょう。
ピタットプランの概要
※au公式サイトより引用
とりあえず料金は置いといて、この表を見てわかる通りピタットプランは「データ利用量に応じて月額料金が段階的に変わるプラン」です。
普通は、データ量を5ギガとか10ギガとか予め決めて、それまでに満たなければ余って翌月繰り越し、使い切ればそれ以上は速度制限状態で使うことになる、というのが常識ですが、ピタットプランはその常識を覆しました。
プランを変えなくてもデータ利用量に応じて月額料金が変動するのです。そのため普通で言う「基本料金」という概念が成り立ちづらいのですが、とりあえず1GBを基準にしたときの料金を確認しましょう。
プラン | 1GB~ |
ピタットプラン・シンプル(通話分支払い) | 2980円~ |
ピタットプラン・スーパーカケホ(国内5分以内通話無料) | 3480円~ |
ピタットプラン・カケホ(国内全部通話無料) | 4480円~ |
この料金は見ての通り電話のプランによって変わります。通話し放題の有無・レベルによって料金が変わります。また、データ利用料に応じてこの料金に以下のように増額されていきます。
- ~1GB +0円
- 1GB~2GB +1000円
- 2GB~3GB +1500円
- 3GB~5GB +2500円
- 5GB~20GB +3500円
さらに、ビッグニュースキャンペーンというキャンペーンにより、1年目は1000円の割引が効きます。これにより、最安で1980円で使えます。
フラットプランの概要
フラットプランは「使えるデータ量(大容量)が予め決められており、実際に使ったデータ量が月額料金に関係しないプラン」です。
※au公式サイトより引用
auフラットプランは二つのデータ量から選べます。基本的には2年契約で
- auフラットプラン20…5500円
- auフラットプラン30…7500円
となります。ただし、これにも「ビッグニュースキャンペーン」が適用され、さらに安くなります。
計算すると最大で以下のようになります。
プラン | 割引 | 期間 |
スーパーカケホ+20GB | 8000円 | - |
2年契約(誰でも割) | -1500円 | 契約中 |
ピタット学割 | -520円 | 1年 |
ビッグニュースキャンペーン | -1000円 | 1年 |
auスマートバリュー | -1000円 | 永年 |
合計(1年目) | 3980円 | 1年目~ |
合計(2年目) | 5500円 | 2年目~ |
学割、ビッグニュースキャンペーンにより、1年目は3980円で使うことができます。20GBでこれはかなり安いです。
デメリットはある?
一応ここでは、アップグレードプログラムEXのデメリットについて見ておきましょう。リスク・デメリットとして挙げられるのは以下です。
- そもそも携帯を2年で買い替えたりしない
- 1年未満で携帯を変えると適用されない
- 永遠に買い替え続けないといけない
そもそも携帯を2年で買い替えたりしない
以前Yahoo!ニュースで拝見した記事によると、携帯の買い替え年数は全体でみると、平均的には2016年で4.1年、2017円で4.5年となっています。
普通は4年に一度くらいに買い替えるということですね。とはいえ、これは様々な年齢の人やあまり携帯・スマホの新しい機種に興味がない人も含まれています。特にアップグレードプログラムEXに興味を持つような方はスマホの買い替えを頻繁に行う可能性のある人でしょう。
一応29歳以下・2016年では2年に一度が平均的になっています。
買い替えなくても損はしない
とはいえ、仮に買い替えなかったとしてもこのプログラムで損することはありません。
基本的には
- アップグレードプログラムEX支払い分が機種代割引を超えることはない=得するとは限らないが、損はしない
という原則が見出されます。というのも、まず以下のようなルールがあります。
★2: 「アップグレードプログラムEX(a)」の場合、最大12カ月分となります。機種変更月により免除額は異なります。特典を行使した時点で分割支払金残額がそれまでにお支払いいただいたプログラム料を下回っていた場合、プログラム料と分割支払金残額の差額を機種変更翌月にWALLET ポイント(法人契約の場合はauポイント)で還元します。プログラム料無料期間中はポイント還元の対象外となります。
これはわかりにくいですが、たとえば極端な例で80000円の機種代で、44か月目でこのプログラムを適用したとき、
- 単純に考えると→残り8か月分(約6700円)の機種代が0円になる
というわけですが、このとき44か月の間に払ったプログラム料は17160円です。そうすると、
- 44か月間払ったプログラム料(17160円)-残り8か月分の機種代(6700円)=約10500円(損してる分)
はWALLETポイントで還元してくれるのです。
これにより結果的に「得はしていないが、損もしていない」ということになります。
また
特典を利用せず機種変更した場合、お支払いいただいたプログラム料相当額を機種変更の翌月にWALLET ポイント(法人契約の場合はauポイント)で還元します。
という約束もあるので、解約をしない限り「損はしない」ということがわかります。
1年/半年未満で携帯を変えると適用されない
すでに見てきたように
- Android→12か月使ったあとでないと適用されない
- iPhone→6か月使ったあとでないと適用されない
という約束があります。そのため、この期間が経つ前に機種変更してもこの特典は適用されません。
また、12・6か月後であっても壊れてしまった場合別の料金を取られることがあります。
◎以下の場合(一例)、特典利用の際に、故障時利用料20,000円(不課税)(Android™向け「故障紛失サポート」にご加入の方は2,000円(不課税))をお支払いいただきます。端末により確認方法や項目などが異なる場合があります。
・電源が入らない
・充電できない
・電話機本体や液晶に破損や割れがある
・メーカ指定箇所の水濡れシールに水濡れ反応がある◎以下の場合は特典をご利用いただけません。
・暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていない
・製造番号が確認できない、改造などメーカの保証外となるような場合
13か月以降に壊れて、機種変更をしたとしても、「故障時利用料20000円」が請求されてしまいます。また、改造などをした場合は特典が適用されません。
あくまで、まだ使えるスマホの返却がこの特典の適用条件です。
永遠に買い替え続けないといけない
最後のデメリットとして、損しないためには「永遠に買い替え続けないといけない」というデメリットがあります。
特典の適用条件の一つに
機種変更後も「アップグレードプログラムEX/EX(a)」に再加入★5
というものがありました。
これにより、機種変更後の2台目のときにもアップグレードプログラムEXに入らなくてはならないし、また3台目に乗り換える時もまた再加入しなければなりません。そのため永遠に乗り換え続け、再加入し続けないといけないことになります。
auひかりとauスマートバリューでお得!
インターネット回線とau携帯を同時に使うと「auスマートバリュー」という割引によってとてもお得になります!
auスマートバリューとは
au公式サイトより引用
<auスマートバリュー>
条件:auひかり+電話(500円/月) or auスマートポート 割引:対象ケータイ・スマホ・タブレットを500円~2000円割引 割引数:1世帯最大10契約まで(離れて暮らす50歳以上の家族も可) |
auスマートバリューは固定電話の契約をオプションでつけることで、対象携帯の料金を毎月500-2000円割引してくれるキャンペーンです!
アップグレードプログラムEXに関係する、ピタットプラン、フラットプランの割引金額が以下の通りです。
【スマートフォン(5G/4G LTE)】
ピタットプラン 5G ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN) 【受付終了プラン】 新auピタットプラン | 1GBまで | 割引対象外 |
7GBまで | -500円/月 | |
ピタットプラン 5G(s) ピタットプラン 4G LTE(s) | 2GB超~20GBまで | -500円/月 |
【受付終了プラン】 auピタットプランN(s) auピタットプラン auピタットプラン(s) | (シンプル) :1GBまで | 割引対象外 |
(スーパーカケホ/カケホ) :2GBまで (シンプル) :1GB超~2GBまで | -500円/月 | |
(スーパーカケホ/カケホ/シンプル) :2GB超~20GBまで | -1,000円/月 | |
データMAX 5G データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G ALL STARパック データMAX 4G LTE データMAX 4G LTE Netflixパック 【受付終了プラン】 auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン20/30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | -1,000円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額1 データ定額1cp | -934円/月 ※3年目以降は-500円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラット cp | -934円/月 | |
【受付終了プラン】 U18データ定額20 | -1,410円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラット プランF(IS)シンプル | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額10/13/30 | -2,000円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【4G LTEケータイ】
【受付終了プラン】 データ定額1(ケータイ) | -934円/月 ※3年目以降は-500円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額2/3(ケータイ) | -934円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額5/8(ケータイ) | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額10/13(ケータイ) | -2,000円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【3Gケータイ】
カケホ(3Gケータイ・データ付) | -934円/月 |
【4G LTEタブレット/4G LTE対応PC】
タブレットプラン20 【受付終了プラン】 LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」) | -1,000円/月 |
【受付終了プラン】 LTEフラット for DATA(m) LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
申込先は代理店で
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キャッシュバック(ネット+電話) | 64,000円 |
オプション | なし |
手続き | 申込時に口座番号を教えるだけ |
受取 | 最短翌月 |
オプション加入などは必要なく、手続きも申込時に口座番号を教えるだけで大丈夫です。
また、受け取りもその口座に翌月末にされるので素早くもらうことができます。