auひかりはプロバイダを7つの中から選ぶことができます。
今回はその中でも「@T COM」を解説していきたいと思います!
目次
auひかりのプロバイダとは?
まずはauひかりのプロバイダについて説明していきましょう。
プロバイダの役割・料金
プロバイダの役割と料金について見ていきましょう。
プロバイダの役割
公式サイトより引用
プロバイダは自宅と全世界のインターネットをつなぐ役割をしています。「え、それは光回線がやっているんじゃないの?」と確かに思われるかもしれません。
確かに光回線では物理面で、自宅のパソコンまで/からインターネットの設備を整えてくれます。しかし、実際にIPアドレスをつくったり、インターネットとのやりとりを物理面でないレベルで行ってくれるのがプロバイダなのです。たとえるなら光回線は線路で、プロバイダはその上を走る乗り物の燃料といった感じでしょうか。
そのためプロバイダは無くてはならない存在です。
プロバイダの料金
auひかりの場合は以下のようになります。
戸建て | マンション | |
月額料金(プロバイダ込み) | 5100円 | 3800円 |
auひかりの場合はプロバイダによって値段は変わらず、しかも「月額料金にプロバイダ料金も含まれる」という形になっています。
ちなみに戸建ての場合「ずっとギガ得プラン」という3年契約のプランで1年ごとに100円割引されていきます。そのため3年目以降は4900円になります。
フレッツ光と違ってauひかりならメリットが多い
しかし、プロバイダの料金は従来光回線とは別に必要でした。
フレッツ光+@TCOMの場合は以下のような値段になります。
戸建て | マンション | |
フレッツ光 | 5000円 | 3650円 |
@TCOM | 1400円 | 1200円 |
合計 | 6400円 | 4850円 |
なかなか@TCOMは高い方ですね。
従来の場合とauひかりの違いを以下のように分けられます。
フレッツ光 | auひかり |
光回線にプロバイダの料金が上乗せ | auひかりの月額料金のみ |
光回線とプロバイダの支払いが別々で面倒 | auひかり支払い一括 |
プロバイダによって料金が変わる | プロバイダによって料金が変わらない |
フレッツ光の場合はプロバイダを自分で選ぶ際に、料金も気にしなければいけませんでした。というのもプロバイダによって料金が変わるからです。また、光回線にプロバイダの料金が上乗せされる形なのでなんとなく高くなってしまいます。
これに対しauひかりは料金が変わらないのにもかかわらず、7つの中から1つのプロバイダを選ぶことができます。
7つの中から1つを選ぶ
auひかりは7つのプロバイダから1つを選ぶことができます。最近光コラボなど、多くの光回線は一部を除いて「プロバイダが予め一つに決められている」という形を取っています。
というのもの、フレッツ光が自社で光回線を売るのではなく、「光コラボ」という事業を始めたときの一つのねらいが「光回線とプロバイダをセットで売る」というものだったから当然です。「光コラボ」というのは、プロバイダの事業者が主体として、フレッツ光を自社のサービスとくっつけて売る、という形です。
そのため当然ながら@TCOMヒカリという光コラボの形式もあります。こちらはフレッツ光と@TCOMヒカリがセットになっています。内容はフレッツ光+@TCOMと変わらないのに、こちらのほうが安かったりします。
さて、本題はauひかりでした。auひかりはこうした光コラボと違い7つのプロバイダから1つを選ぶことができます。しかし、すでに確認したように、auひかりはプロバイダによって料金は変わらず、光回線とセットになっていてしかもフレッツ光より安いのでした。つまり、
- フレッツ光と違い、プロバイダとセット料金で安い
- なのにプロバイダを選ぶことができる
このような、欲張りの人を満足させるメリットをauひかりは持っているのです。
ちなみに選べるプロバイダは以下の7つです。
- auひかりのプロバイダ:BIGLOBE, So-net, @nifty, @TCOM, AsahiNet, au one net, DTI
料金を気にせず、プロバイダごとの違いをしっかり比べることができます。
プロバイダで何が変わる?
では、一体プロバイダで何が変わるのでしょうか。
正直言って「どこのプロバイダでもいいや」と思ってしまう人が多いと思います。そのため、実際プロバイダが選べない多くの光コラボでも特に問題はないというわけです。
しかし、プロバイダは大きく分けて以下の点でそれぞれ異なります。
- キャッシュバックが有無・量
- インターネットの速度
- セキュリティサービスなどのオプションの価格・質
キャッシュバックの有無や量、これは結構大事です。なにせ新規契約するだけでただもらえるというキャンペーンなので逃す手はないです。速度に興味がない場合はこれが第一基準ですね。
次に、速度も多種関わってきます。
また、セキュリティサービス・メールサービス・ホームページサービスなどのオプション・無料オプションの価格や質も大事です。
特にキャッシュバックは、知っているだけでお金がもらえるチャンスなので、よく理解していればそれだけお得です。
@TCOMの良い点・悪い点
ここからは@TCOMの良い点や良くない点を見ていきましょう。
速さ
プロバイダの特徴として、そのプロバイダがほかよりも速いか遅いか、という点があります。
「え、光回線が速度を決めるんじゃないの?」
確かに、光回線がスムーズなのか、混雑しているのかなどは速度に関係してきます。しかし、プロバイダも速度に関係してきます。物理面だけでなく、素早くIPアドレスを提供できるか、インターネットを接続できるか、などは当然速度に関わってくるのです。
RBBスピードアワード2018は、「評判」とかではなく「実測」に基づいた光回線のランキングです。
光回線自体の格付けもしていますが、以下はauひかりのプロバイダの1位と2位を指しています。
<auひかりプロバイダ部門>
固定回線の部門 | 下り速度(Mbps) | |
---|---|---|
最優秀賞 | au one net | 574.25 |
優秀賞 | DTI | 476.40 |
Wi-Fi部門 | 下り速度(Mbps) | |
---|---|---|
最優秀賞 | BIGLOBE | 326.25 |
優秀賞 | So-net | 321.25 |
固定回線の部とWi-Fiにわけて、最優秀賞と優秀賞が出ています。今回は下り速度だけを表示していますが、これは測定したデータのおおよその平均を出しています。速度制限中や異常値などは削除されています。
セキュリティサービス
名前 | 月額料金 | 最大適用台数 | |
@TCOM | TOKAI SAFE/シマンテックオンラインサービス | 400円~ | 6/3 |
@TCOMには主に二つのセキュリティサービスがあります。TOKAI SAFEとシマンテックオンラインサービスです。簡単に分けると、TOKAI SAFEは子どものためのフィルタリングなどを含めた「あんしんサービス」に近く、シマンテックオンラインサービスはいわゆる強固なセキュリティサービスで、ウィルスや詐欺、ハッキングなどから守ってくれるものです。
TOKAI SAFE
公式サイトより引用
TOKAI SAFEは
月額料金 | 400円 |
利用可能台数 | 6台 |
対応OS | Windows, Mac, iPhone, Android |
このように、金額の割に台数も対応OSも多いのでお得です。
機能に関しては以下のようなものがあります。
機能名 | 内容 |
ウィルス保護 | トロイの木馬などのウィルスをブロック |
プラウザ保護 | ネットバンク・ショッピングの際にプラウザを保護 |
ネットワーク保護 | Wi-Fiを通じた侵入などから保護 |
家族の保護 | 子どものスマホ使いすぎ防止、フィルタリングなど |
Finder機能 | 盗難・紛失の際にスマホなどを見つける機能 |
遅延防止 | セキュリティサービスを使っていても端末の負担にならない |
基本的にほとんどのセキュリティサービスがカバーできていると言えるでしょう。
特徴的な機能は「家族の保護」と「Finder機能」でしょう。
家族の保護では、子どもが利用しているアプリや利用時間を確認したり、利用時間や閲覧できるものを制限したりすることができます。
また、Finder機能では、盗難されたり、紛失したりした際に簡単に位置を把握することができます。また、悪用されないように紛失した端末に対して、予め中のデータを削除したりすることもできます。
シマンテックオンラインサービス
シマンテックオンラインサービスは「Norton」と呼ばれるセキュリティサービスを提供するものです。
クレジットカードなどの個人情報をネット入力する際に
公式サイトより引用
こんな感じの画像を見たことがありませんか?Nortonのセキュリティでそうした重要な情報を守るサイトも多いようです。
シマンテックオンラインサービスに関しては二つのプランから選べます。
マルチデバイスセキュリティ with Norton 360 Online | マルチデバイスセキュリティ with Norton Internet Security Online | |
月額料金 | 570円 | 490円 |
台数 | 3台 | 3台 |
対応OS | Android, Mac, Windows | Android, Mac, Windows |
この二つの違いは「バックアップ機能」があるかないかです。左の360にはバックアップ機能がありますが、右のInternet Security Onlineにはありません。
機能名 | 内容 |
総合ウィルス対策 | ウィルスをブロック |
Webサイト安全診断 | サイトの安全性を評価 |
パスワード安全管理 | パスワード、ID、クレカ番号を暗号化+自動入力 |
個人情報保護 | ショッピング、SNSなどでの個人情報を保護 |
迷惑メール対策 | 迷惑メール・詐欺メールなどを遮断 |
不正侵入防止 | アプリを利用した侵入をブロック |
ホームネットワーク監視 | ネットワーク経由の脅威をブロック |
フィッシング対策 | 詐欺サイトを遮断 |
PCチューンナップ | 自動でパソコンをメンテナンス |
バックアップ(360のみ) | データを安全にバックアップ |
基本的にこれだけの機能があります。これだけのサービスがあれば、安心してインターネットを楽しめるでしょう。
キャッシュバックがない
@TCOMの最大のデメリットはキャッシュバックがないことです。
以前はあったようですが、現在は特にないようで、キャッシュバックを受け取ることはできません。公式サイトにはいろいろなキャンペーンが載っていますが、すべてauひかり公式のもので、ほかのどのプロバイダにしても適用できるものです。
ある程度の信頼のあるプロバイダですが、やはりキャッシュバックが全くもらえないというのは大きなデメリットです。
おすすめはキャッシュバックのあるプロバイダ
auひかりのプロバイダでやはりおすすめしたいのはキャッシュバックが高額なプロバイダです。
高額キャッシュバックがあるのは以下の三つのプロバイダです。
プロバイダ名 | タイプ | 対象プラン | キャッシュバック |
---|---|---|---|
So-net(ソネット) | 戸建て | ずっとギガ得プラン | 20000円 |
マンション | お得プランA | 10000円 | |
BIGLOBE(ビッグローブ) | 戸建て | ずっとギガ得プラン | 22000円 or NEC製タブレット |
マンション | お得プランA | 20000円 | |
@nifty(ニフティ) | 戸建て | ずっとギガ得プラン | 25000円 |
マンション | お得プランA | 20000円 |
マンションと戸建てで異なりますが、基本的には10000~25000円のキャッシュバックをもらうことができます。
キャッシュバックなので、新規で、指定のプランで契約しさえすればもらえます。
ちなみにこのキャッシュバック金額は代理店NEXTで申し込んだ場合のもので、代理店キャッシュバックを合わせると以下のような金額になります。
<代理店NEXT>

キャッシュバック(ネットのみ) | 58,000円 |
キャッシュバック(ネット+電話) | 64,000円 |
オプション | なし |
手続き | 申込時に口座番号を教えるだけ |
受取 | 最短翌月 |
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