パソコンやタブレットのためのインターネットをしつらえるためにはいくつか手段がありますが、その中でもauひかりとUQ WiMAXはそれぞれ「光回線」と「モバイルルータ」の代表的な事業者です。
そのため、『光回線かモバイルルーターかどちらにしよう?』と思っている人にとってはこの2つの比較を避けて通れません。
今回はあらゆる点でauひかりとUQ WiMAXを比較し、どっちがおすすめなのかを明らかにします。
モバイルルーターと光回線の違いは?
まず本題のUQWiMAXとauひかりの比較に入る前に、「モバイルルーター」と「光回線」の違いを理解しておきましょう。
やはりそれぞれには特徴があり、それを理解しておかないと料金だけ比較したりしても意味が無いからです。
とはいえ、『そんなの知ってるよ!UQWiMAXとauひかりどっちかで悩んでて決め手が欲しい!』という人は、ここを軽く読んで次の比較をじっくり読むのも良いでしょう。
モバイルルーターのメリット・デメリット
モバイルルーターはスマホよりも一回り小さいくらいの機械で、どこでもWi-Fiを飛ばしてくれるものです。
Wi-Fiが飛ばされることで、パソコン・タブレット・スマホでWi-Fiが使えるようになります。
スマホは携帯回線につながっているので、Wi-Fiがなくてもどこでもつながりますが、パソコンはそうはいきません。
モバイルルーターのメリットは、やはり
- 「持ち運びができる」「比較的安い」
という点でしょうか。
また、デメリットは
- 「データ量に制限がある場合がある」「速度制限がかかることがある」「ルーターの電池が切れる」「速度が遅い」
といった点でしょう。
デメリットが重い・・・
やはり、デメリットは「データ」に関することと「速度」に関することが多いですね。
現在はデータ無制限のルーターも売っていますが、やはり「データ量に制限」があるものが多いです。
データ量というのは1ヶ月に使える通信データの量で、10GB以下の容量が指定されていることが多いです。ですので、それ以上使うと、次の月になるまで100分の1くらいの速度に「速度制限」されてしまうのです。
また、データ量無制限であっても、速度制限がかかる場合があります。
WiMAXの場合は3日間で10GB以上のデータを使うと、翌日の夕方から明け方にかけて、速度が1Mbpsになるというものです。WiMAXの最大速度は708Mbpsなので708分の1というわけです。
また、速度が遅いというデメリットもあります。
速度制限とは関係なく、普段使っていると、特定の地域ではかなり速度が遅くなってしまうのです。
あと、ささいなことですが「電池が切れる」というデメリットもあります。
外出中にモバイルルーターでWi-Fiを使っていたが、ルーターの電池が切れて使えない、なんてことも多々あります。
とはいえルーターはUSBで充電できるので充電できる機械を持っておけば大丈夫でしょう。
光回線のメリット・デメリット
では次に、光回線のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
光回線というのは光ファイバーを応用した自宅用固定回線で、現在最も高速のインターネットを可能にする方法です。
メリットとしては
- 「高速」「速度制限がない」「データ量無制限」
などです。
また、デメリットは
- 「家でしか使えない」「工事が必要」
などです。
光回線は現在最高速度が10ギガ、標準は1ギガの高速インターネットサービスです。また、データ量に制限がないため、いくら使っても速度が変わることがありません。
モバイルルーターのように、使いすぎると翌日遅くなる、といったことも基本的にはありません。
デメリットはモバイルルーターと違って家でしか使えないことがデメリットです。
しかし、これは逆に言うと「一人で占領できない」ということも意味しています。モバイルルーターの場合、持ち運びするような個人が持つものとなるため、一人が占領することになります。
しかし、光回線は家族全員が同じように使えるので、その分お得です。
光回線とモバイルルーターを比べるとなんとなく「モバイルルーターの方が安い」と思いがちです。
しかし、実は、光回線の料金は3,600~5,200円くらいなので、状況によっては光回線のほうが安い場合もあるのです。
しかし、光回線にはモバイルルーターと違って工事が必要です。モバイルルーターの場合は自宅にルーターが届けばすぐ使えるようになりますが、光回線は基本的に工事が必要です。
工事費(キャンペーンで無料にできますが)もかかりますし、立ち合いが必要だったりとちょっと手間がかかります。
UQWiMAXとauひかりの比較
それでは本題のUQWiMAXとauひかりの比較に入りましょう。
このUQコミュニケーションズとauは関連会社でもあるので、一緒にキャンペーンなどをやってはいます。
とはいえ、どちらが良いか迷っている人もいるでしょうから、しっかり比較していきましょう!
料金比較 実は互角!
まずは月額料金です、
auひかりホーム | auひかりマンション | UQ Flat ツープラス ギガ放題 | UQ Flat ツープラス | |
月額料金 | 5,000円(3年平均) | 3,800円 | 4,380円 | 3,696円 |
備考 | 最大速度:10ギガ | 最大速度:100メガが多い | データ量:無制限 | データ量:7GB |
工事費・端末代 | 37,500円 | 30,000円 | 2,800円 | 2,800円 |
大体以上のような違いがあります。
auひかりはホームかマンション、WiMAXはデータ量無制限か、データ量7GBの違いで分けられています。
料金に関して言うと、auひかりマンションとWiMAXとでは、マンションのほうが安いです。
ただし、auひかりマンションはあまり速度の出ないタイプも多いので要注意です。しかし、マンションでも3階建てより低い場合は戸建て物件として扱ってもらうことも可能です。
とはいえ、UQ Flat ツープラスはデータ量制限7GBがある時点でちょっとここでは比較の対象にはなりませんね。
auひかりの工事費は無料にできる
auひかりの工事費は、マンションタイプは30,000円、ホームタイプは37,500円とかなり高いです。
マンションタイプの場合は1,250円で24ヶ月、ホームタイプの場合は625円で60ヶ月払い続けることになります。
このauひかりの工事費は、実は、無期限で行われているキャンペーンで無料にすることができます。
![]() | ![]() |
※KDDI公式HPより引用 |
<初期費用相当額割引キャンペーン> 内容:毎月発生する工事費分割払いの費用を毎月全額割引=実質無料 条件:ネット+電話(500円/月) |
このキャンペーンはマンションタイプにも適用することができます。
auひかりだけでなく、auひかり電話サービス=固定電話の契約が必要ですが、これによって工事費を実質無料にすることができます。マンションタイプの場合は、電話契約はなくて大丈夫です。
これは一括で最初に工事費を無料にしてくれるのではなく、毎月割引して、24ヶ月たは60ヶ月使い続けるともれなく工事費が全部割引され無料になる、という仕組みです。
マンションタイプを例に挙げてみると
初期費用分割払い | 初期費用相当額割引 | |
---|---|---|
1ヶ月目 | 1,250円 | -1,250円 |
2ヶ月目 | 1,250円 | -1,250円 |
こんな感じで、毎月発生する工事費は無料になります。
この割引を適用させるための固定電話を踏まえると以下のようになります。
auひかりホーム | auひかりマンション | UQ Flat ツープラス ギガ放題 | UQ Flat ツープラス | |
月額料金 | 5,000円 | 3,800円 | 4,380円 | 3,696円 |
電話 | 500円 | ー | ー | ー |
合計 | 5,500円 | 3,800円 | 4,380円 | 3,696円 |
auひかりマンションが安そうですね。
WiMAXの端末代とは?
UQWiMAXでは主に2種類の端末が代表的なものとして扱われていますが、どれも料金は変わりません。
Speed Wi-Fi NEXT W05 | Speed Wi-Fi NEXT WX04 | |
最大速度 | 708Mbps | 440Mbps |
連続通信時間 | 9時間 | 13時間 |
端末代 (UQ Flat ツープラス ギガ放題契約時) | 2,800円 | 2,800円 |
通常こうした端末は20,000円ほどするのですが、毎月月額料金かかるUQWiMAXのプランに契約していれば2,800円となります。
最初に2,800円払えば端末は使えるというわけです。
ちなみにUQ Flat ツープラス ギガ放題の解約金は
1~13ヶ月目 | 19,000円 |
14~25ヶ月目 | 14,000円 |
26ヶ月目以降 | 9,500円 |
となっています。
端末代が2,800円で安いというよりも、それをふまえた月額料金となっており、早めに解約すればするほど、端末代の元が取れないので違約金が高くなる、という感じでしょう。
auひかりの工事費ほどではありませんが、UQWiMAXの端末代は少しかかります。また、違約金もあるので注意が必要です。
性能比較 auひかりが速い!
次に性能の比較をしていきましょう。
すでに最初に行いましたが、今度はWiMAXとauひかりに絞って比較していきましょう。
auひかり | WiMAX | |
最大速度 | 10ギガ | 708メガ |
データ量 | 無制限 | 無制限 |
速度制限 | なし | 3日間で10GB |
まず最大速度で言うと、圧倒的にauひかりが勝っています。
映画鑑賞やゲームなどをネットを使ってよくする人は速度に定評のあるauひかりを使うのが一番ですね。
続いて、データ量に関しては両者同じようなサービスを展開しています。もちろんWiMAXは「ギガ放題」の場合のみですが、データ量を無制限にすることができます。
しかし、速度制限に関してはauひかりのほうが有利ですね。
WiMAXはいくらデータ量が無制限でも3日間で10GB以上のやりとりをすると、翌日の夕方(18:00頃)~明け方(2:00頃)まで、速度が1Mbpsになってしまいます。
この速度はぎりぎりYoutubeが見られるくらいの速度なので、決して快適とは言えません。
auひかりは2018年3月から新サービスを開始!
※KDDI公式HPより引用
サービス | 通常 | V | X |
最大速度 | 1Gbps | 5Gbps | 10Gbps |
月額料金(平均) | 5,000円 | 5,780円 | |
工事費 | 37,500円(60回払い) | ||
撤去工事費 | 28,800円 |
また2018年3月から開始されている10ギガサービス「X(テン)」では、WiMAXの何倍もの速度を可能にしています。
実際、3つのタイプを選ぶというよりもV(ファイブ)なら500円、X(テン)なら1,280円のオプション料金を払えば速度が上がるといったイメージです。
しかし、今はVとXに-500円の割引が効くため、Vのほうは5,000円、Xは5,780円となるわけです。
つまり、「月々の料金は前と変わらないのに速度は5倍の5ギガにすることができる」というわけです。最大速度5ギガであれば、動画もゲームもなんらかのネット上の作業もストレスなく行えるでしょう。
ただし、デメリットもあります。
工事費が60回払いになることと、撤去工事費28,800円が必須になることです。
特に撤去工事費はどうすることもできないのですが、一応手段としては、「新規契約時のキャッシュバックを温存しておく」、「ソフトバンク光など乗り換えキャンペーンがあるところで撤去工事費を還元してもらう」という手があります。
速度の単位bpsとは?どのくらい必要?
記事で何度も「bps」というのが出ていますが、これについて簡単に解説しましょう。
これはインターネットの速度の単位で、bit per second(ビット毎秒)の略です。つまり、1秒間に何ビット転送したか、というのを表す単位です。
※ただし、必ずしもこのbpsがファイルダウンロードの〇MB、〇GBに対応するとは限りません。つまり、なんらかの音楽ファイルなどをダウンロードした時、例えば500Mbps出ているからと言って、500MBのファイルを1秒でダウンロードしてくれるとは限りません。
これが速ければ早いほど、動画の再生や、ページの表示、ダウンロードやアップロードも速くなります。
では、何Mbpsあれば十分なのでしょうか。
パソコンであれば、50Mbpsくらいあればネットサーフィンなどは問題ないでしょう。
10Mbps以下になるとだんだん怪しくなってきて、1Mbpsを切るとかなりストレスを感じると思います。
ただし、高画質な動画を観る場合は100Mbpsくらいは少なくとも必要で、ネットにつないでVRゲームをしたり、超高画質な4K・8Kの動画を観るのであれば、100Mbpsでも足りないでしょう。
実際1ギガ・440メガは出ない
最大速度で言うと、auひかりは1Gbpsまたは10Gbpsで、UQWiMAXは708Mbps・440Mbpsとなっています。
しかし、これは最大速度であって、実際に出る速度ではありません。auひかりもWiMAXも「ベストエフォート方式」となっています。
これはベスト(なるべく)・エフォート(頑張る)ということで、「理論上は~bps出るけど、保証はしません。なるべく頑張ります!」という意味です。
そのため、地域や時間帯によっては極端に遅くなったりすることもありえるわけです。
auひかりは平均速度で各地域200Mbps(こちらを参照)ほどが出ています。
平均がこれなのでこれ以下のところも、これ以上のところもありますが、概ねこのくらいあればほとんどのことはストレスなく行えます。
※WiMAX公式HPより引用
今は708Mbps対応のルーターが出ているので、もう少し早い実測データが出ても良いと思いますが、全体的に50~100Mbpsが出ています。
とはいえ、これは都心のデータなので、電波が悪いところは極端に速度が遅くなってしまいます。
auひかりの場合は、光回線という物理的なケーブルがしっかり設置されることになるので、もう少し安定しているはずです。
下の表はRBBスピードアワードという実測データ比較による光回線の格付けです。
<RBBスピードアワード2018>
エリア | 固定回線の部 | 下り速度(Mbps) | 固定回線 Wi-Fi部門 | 下り速度(Mbps) |
北海道 | auひかり | 213.77 | auひかり | 138.99 |
東北 | auひかり | 243.17 | auひかり | 135.75 |
関東 | auひかり | 643.43 | auひかり | 287.30 |
北・甲信越 | フレッツ光 | 154.80 | auひかり | 114.73 |
東海 (auひかりエリア外) | NURO光 | 490.74 | NURO光 | 203.59 |
近畿 (auひかりエリア外) | NURO光 | 316.34 | NURO光 | 201.00 |
中国 | フレッツ光 | 149.78 | メガエッグ | 129.46 |
四国 | フレッツ光 | 93.75 | auひかり | 137.17 |
九州 | BBIQ | 184.70 | auひかり | 130.25 |
沖縄 | フレッツ光 | 22.96 | auひかり | 87.01 |
auひかりは、全国的にかなり安定した速度が出ていることがわかります。また、かなりの地域で1位を獲得していることもわかります。
全体的に言うと、やはり速度や性能に関してはauひかりが勝っていますね。
スマホ割引の比較!
auひかりとWiMAXには似たような「auスマホ割引」があります。ネットとスマホを同時に使うことでスマホ料金が安くなるキャンペーンです。
auひかりの場合はauスマートバリュー、WiMAXの場合はauスマートバリューmineと呼ばれるものです。
auスマートバリュー
※KDDI公式HPより引用
<auスマートバリュー> 条件:auひかり+電話(500円/月) or auスマートポート 割引:対象ケータイ・スマホ・タブレットを500円~2,000円割引 割引数:1世帯最大10契約まで(離れて暮らす50歳以上の家族も可) |
▶「auスマートバリュー」による割引金額など詳しい内容はこちら
auスマートバリューの適用のためには、auひかりとauひかり電話サービス=固定電話の契約が必要です。これは月額500円+通話料です。
これによって、対象ケータイ・スマホ・タブレットが割引されます。
1世帯最大10契約となっており、さらに離れて暮らす50歳以上の家族も適用できるので便利です。したがって、理論上は2,000円×10契約で20,000円/月の割引が可能です。
とはいえ2,000円割引のプランも少ないですし、10人の家族というのもなかなか珍しいのでそうはいかないでしょう。
【スマートフォン(5G/4G LTE)】
ピタットプラン 5G ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN) 【受付終了プラン】 新auピタットプラン | 1GBまで | 割引対象外 |
7GBまで | -500円/月 | |
ピタットプラン 5G(s) ピタットプラン 4G LTE(s) | 2GB超~20GBまで | -500円/月 |
【受付終了プラン】 auピタットプランN(s) auピタットプラン auピタットプラン(s) | (シンプル) :1GBまで | 割引対象外 |
(スーパーカケホ/カケホ) :2GBまで (シンプル) :1GB超~2GBまで | -500円/月 | |
(スーパーカケホ/カケホ/シンプル) :2GB超~20GBまで | -1,000円/月 | |
データMAX 5G データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G ALL STARパック データMAX 4G LTE データMAX 4G LTE Netflixパック 【受付終了プラン】 auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン20/30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | -1,000円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額1 データ定額1cp | -934円/月 ※3年目以降は-500円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラット cp | -934円/月 | |
【受付終了プラン】 U18データ定額20 | -1,410円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラット プランF(IS)シンプル | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額10/13/30 | -2,000円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【4G LTEケータイ】
【受付終了プラン】 データ定額1(ケータイ) | -934円/月 ※3年目以降は-500円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額2/3(ケータイ) | -934円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額5/8(ケータイ) | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額10/13(ケータイ) | -2,000円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【3Gケータイ】
カケホ(3Gケータイ・データ付) | -934円/月 |
【4G LTEタブレット/4G LTE対応PC】
タブレットプラン20 【受付終了プラン】 LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」) | -1,000円/月 |
【受付終了プラン】 LTEフラット for DATA(m) LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
こちらが割引料金の表です。
auピタットプラン・シンプル・1ギガというあまりに安いプランだと、適用してくれない場合があります。
auスマートバリューmineと違い、auスマートバリューは2年目までと、3年目以降で割引金額が異なる場合があります。
1~2年目 | 3年目以降 | |
データ定額10 | 2,000円 | 934円 |
auフラットプラン20/30 | 1,000円 | 1,000円 |
例えば、データ定額10なら2年間は2,000円だけど、3年目以降は減額して934円となります。
反対に、auフラットプランは常に1000円のままです。
auスマートバリューmine
※KDDI公式HPより引用
<auスマートバリューmine> 条件:Wi-Fiルーター+auスマホ・ケータイ 割引数:ルーター1回線につき1契約のみ適用可能 備考:auスマートバリューと併用できない |
auスマートバリューmineはauスマートバリューを小さくしたバージョンで、モバイルルーターとのセット割です。
対象機種は
- WiMAX HOME 01
- Speed Wi-Fi HOME L02
- Speed Wi-Fi HOME L01s
- Speed Wi-Fi HOME L01
- Speed Wi-Fi NEXT W05
- Speed Wi-Fi NEXT W04
- Speed Wi-Fi NEXT W03
- Speed Wi-Fi NEXT WX06
- Speed Wi-Fi NEXT WX05
- Speed Wi-Fi NEXT WX04
- Speed Wi-Fi NEXT WX03
- Speed Wi-Fi NEXT WX02
- Speed Wi-Fi NEXT W01
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14
※2019年3月22日時点
UQWiMaxを契約して利用できる機種が対象です。
固定電話の契約などは必要ありませんが、割引金額がauスマートバリューより少なくなっています。
また、タブレットには適用できません。
ルーター1回線につき、1契約しか適用できないので、もし家族にauユーザーが何人かいても一人分しか割引されません。
■スマホプラン
プラン | 割引金額/月 | |||
auピタットプラン | (シンプル):1GBまで | 割引対象外 | ||
(スーパーカケホ/カケホ):2GBまで (シンプル):1GB超~2GBまで | 500円 | |||
(スーパーカケホ/カケホ/シンプル):2GB超~20GBまで(注1) | 1,000円 | |||
auフラットプラン20/30 | ||||
データ定額5/20/30 LTEフラット ISフラット | 934円 | |||
データ定額2/3 ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン カケホ(3Gケータイ・データ付) | 743円 | |||
データ定額1 | 500円 |
■ケータイプラン
データ定額5(ケータイ) | 934円 |
データ定額2/3(ケータイ) | 743円 |
データ定額1(ケータイ) | 500円 |
カケホ(3Gケータイ・データ付) | 743円 |
※2019年3月22日時点。受付終了のプランは割愛しています。
auスマートバリューとは割引金額が変わらないものもいくつかありますが、全体的に数百円割引金額が下がっています。
割引金額が2年目までと3年目以降で変わったりすることはありません。
条件が楽なのは確かですが、金額や割引数に関してはやはりauスマートバリューに劣ります。
キャッシュバックはどうなの?
最後にキャッシュバックを確認しておきましょう。
インターネット関係の契約にはキャッシュバックがつきものです。競争が激しい分、キャッシュバックの金額も上がっていきます。
UQWiMAXのキャッシュバック
UQWiMAXのキャッシュバックはWiMAX業界の中でもそこまで多くありません。しかし、手続きがそこまで面倒ではないのがメリットです。
※UQWiMAX公式HPより引用
条件 | ・UQ Flatツープラスギガ放題(3年) ・対象機種 |
内容 | 10,000円を指定口座にキャッシュバック |
受け取り | 4ヶ月目に申込み時に登録したEメールアドレスに連絡し、口座情報を入力後、原則翌営業日に振込 |
こちらはギガ放題のみの対象となっています。
対象機種はいくつかありますが、この条件を揃えれば10,000円分のキャッシュバックがもらえます。
ただ、auひかりと比較すると金額が低いです。
auひかりのキャッシュバック
auひかりのキャッシュバックはauひかり公式サイトなどの他に、代理店で申し込むことで高額が期待できます。
「代理店だから公式サイトほど信用できない」ということはなく、どの代理店もauひかりと提携している公式代理店です。
中でも優良店の代理店「株式会社NEXT」であれば、安全かつ簡単に高額キャッシュバックをもらえます。
<株式会社NEXT>

キャッシュバック(ネットのみ) | 48,000円 |
キャッシュバック(ネット+電話) | 55,000円 |
オプション | なし |
手続き | 申し込み時に口座情報を伝えるだけ |
受け取り | 最短で翌月現金振込 |
auひかりのキャッシュバックはネットのみの場合と、ネット+電話のみで金額が異なりますが、電話契約が必須というわけではありません。
とはいえ、auスマートバリューや初期費用相当額割引のキャンペーンでは、電話契約が必要なので、一石二鳥、いや一石三鳥にもなりそうです。
UQ WiMAXとは違って、「金額が高額」である点と、「現金振り込み」となる点がメリットです。
手続きは申し込み時に口座情報を教えるだけで良いので簡単で、それさえすれば最短翌月で現金振込されるというわけです。
キャッシュバックに関しては、概ねauひかりのほうがメリットが多いですね。
まとめ
それでは最後にあらゆる点を踏まえてauひかりとUQ WiMAXを比較してみましょう。
auひかり ホーム | auひかり マンション | UQ WiMAX ツープラスギガ放題 | UQ WiMAX ツープラス | |
速度 | 1ギガ(10ギガ) | 100メガ~ | 708メガ/440メガ | |
データ量 | 無制限 | 無制限 | 7GB | |
月額料金 | 5,000円 5,500円(ネット+電話) | 3,800円 3,800円(ネット) | 4,380円 | 3,696円 |
工事費・端末代 | 37,500円 ⇒電話契約で実質無料 | 30,000円 ⇒実質無料 | 2,800円 | 2,800円 |
auスマホ・携帯割引 | 最大2,000円×10回線 | 最大1,000円×1回線 | ||
キャッシュバック | 55,000円 | 10,000円キャッシュバック | なし |
※赤=優勢 茶色=2番手 青=劣勢
色分けした比較表を見てみましょう。…と言ってもなんかわかりにくいですよね…。
auひかりとUQ WiMAXで悩んでいる人はやはり速度やデータ量を求めているでしょうから、ここは便宜的にauひかりホームタイプとUQ WiMAXのギガ放題の比較にフォーカスしてみましょう。
auひかり ホーム | UQ WiMAX ツープラスギガ放題 | |
速度 | 1ギガ(10ギガ) | 708メガ/440メガ |
データ量 | 無制限 | 無制限 |
月額料金 | 5,000円 5,500円(ネット+電話) | 4,380円 |
工事費・端末代 | 37,500円 ⇒電話契約で実質無料 | 2,800円 |
auスマホ・携帯割引 | 最大2,000円×10回線 | 最大1,000円×1回線 |
キャッシュバック | 55,000円 | 10,000円キャッシュバック |
この比較でauひかりが優勢なのは、速度、工事費・端末代、auスマホ・携帯割引、キャッシュバックです。
反対にUQ WiMAXは、月額料金だけが優勢です。
auひかりの工事費は電話契約を入れることで無料にできるため、固定電話の月額料金を加味した月々の料金とで比較するのが妥当でしょう。
そうすると、1,120円の差が生まれます。
しかし、この差はauスマホ・携帯割引を踏まえるとそこまで大きなものではないことが分かります。家族にau携帯の契約者が何人かいればすぐにUQ WiMAXとの差は埋まってしまうでしょう。
また、auひかりのメリットはやはりその速度にあります。安定した速度の提供は自宅での落ち着いたインターネットライフからストレスをなくしてくれます。
また、キャッシュバックも高額であるため、これも考慮に入れなくてはなりません。
総合的に見て、auひかりがおすすめです!
auひかりにしたら外出中はどうすれば良いのか?
しかし、auひかりとUQ WiMAXの最大の違いは「持ち運びができるかできないか」でもあります。
いくらauひかりが速くてお得でも、外出中にパソコンでインターネットをしなければいけない人にとっては何の意味もありません。
そこで、最もおすすめできる手段は「テザリングを活用すること」です。
au携帯のテザリングを活用することで、外出中もパソコンでインターネットを楽しめます。
しかし、テザリングのデメリットは携帯のデータ使用量が増えてしまう点です。
これについては「自宅は携帯もWi-Fiを使う」、「実はデータ量の多いプランほどauスマートバリューの割引が多い」という2点が参考になります。
自宅ではスマホ・携帯もauひかりのWi-Fiにつなぐことで、データ使用量を抑えられます。
また、データ使用量の多いプランを選ぶと、むしろauスマートバリューの割引金額が上がっていくというメリットがあります。
以上の点から、外出中はテザリングで対処することで、auひかりのデメリットをカバーできます!
そのため、速度も安定し、キャンペーンの充実したauひかりは超おすすめです!