2Gbpsもしくは10Gbpsの最大速度を誇るNURO光。今回はそんなNURO光の「解約」について特集します。
NURO光の解約方法、それに伴う違約金・工事費残額に関して、さらにそうしたデメリットを回避するための他社キャンペーン、auひかり新スタートサポート、おすすめ代理店などを紹介していきます!
NURO光の解約について
引越や割引などの関係でNURO光を解約する人もいるでしょう。
ここではまずNURO光の解約方法とそれに伴う手続き、さらに違約金、最後に工事費未払い残額について解説していきます。
NURO光の解約方法と手続き
NURO光はプロバイダであるSo-netのサイトを通して解約することができます。
電話ではなく、「Web」か「チャット」のどちらかで退会することができます。IDとパスワードを使って自分のページに入り、退会手続きをすることができます。
ちなみに、NURO光をやめるためには、①「NURO光の解約+So-netの継続」と②「NURO光の解約+So-netの退会」の二種類があります。
So-netのメールアドレス等を月額数百円払って残すことができるのですが、それがしたい人はNURO光だけを解約する①を選ぶことになります。
解約に際して必要なのは、退会・解約の手続きだけではありません。NURO光の場合はルーターを借りているはずなので、それを返すことになるのですが、自分で送ったりする必要はありません。
弊社から提供していた機器は、解約完了の4日後以降に弊社指定業者が引き取りに伺います。お客さまご自身で機器を返却されないよう、引き取りまで保管をお願いします。一定期間経過後も返却されなかった場合は、機器損害金(ONU)を請求いたします。
NURO光の業者が取りに来てくれるのです。
NURO光は引越し・移転できない
通常、光回線の場合、工事費さえ払えば違約金なして引越しをすることができます。
つまり、契約内容は変えず引越しをし、NURO光も一緒に引っ越すことで違約金を回避できるのです(移転)。
しかし、
お引越し先でもNURO 光コースのご利用をご希望される場合は、現在ご利用中のNURO 光コースをご解約いただき、お引越し先であらためてNURO 光コースにお申し込みいただく必要がございきます。
NURO光は関西エリアにも広がりましたが、それでもまだ移転手続きや引越しはできないようです。
引越しでも、一度解約してまた申し込まなければいけません。
NURO光の違約金
退会・解約の際に問題となるのは「違約金」です。ここではそのシステムと、金額について解説します。
まずは基本情報を頭に入れましょう。
NURO光の違約金:9500円 NURO光の契約期間:2年契約自動更新 基本工事費:40000円(30ヵ月分割) ※NURO光G2Vの場合 |
まずは、違約金と契約期間について解説します。
NURO光公式HPより引用
2年契約というのは文字通り「2年間使い続けること(月額料金を払い続けること)を約束すること」です。そして、この約束を破ると「違約金」(解約金、契約解除料)が発生します。では、2年経てばいつでもタダで解約できるかというとそうではありません。
「自動更新」というシステムもこの2年契約には加わっているのです。自動更新というのは、「解約しない限り、2年契約が毎回更新される」というものです。つまり、2年使い終えても、そこで解約しない限り、また次の2年間使い続けることを約束することになります。
では、一体いつ解約すれば違約金が発生しないのか。それは「25か月目」の「更新月」です。25か月目であれば、タダで解約することができます。しかし、この25か月目の1か月間以外で解約すると、違約金が発生します。
NURO光の工事費残額
違約金はタイミングを合わせることができれば無料にすることができますが、「工事費残額」という落とし穴もあります。
NURO光はキャンペーンにより「工事費相当分の割引」を適用することができます。40000円の工事費を30ヵ月払いで分割するのですが、その毎月の支払をすべて割引してくれるのです。このキャンペーンを受けていることによってNURO光を使っている途中も「工事費はすでに全額無料になった」と思ってしまいがちですが、実はそうではありません。
違約金 | 工事費 | |
---|---|---|
1か月目 | あり | なし |
2か月目 | あり | なし |
25か月目 | なし | 5か月分請求 |
30か月目 | あり | なし |
49か月目 | なし | なし |
25か月経って、「違約金が0円だから解約しよう~」と思っても工事費5か月分が請求されてしまうのです。この工事費の割引と言うのは、毎月の工事費月賦を割引してくれるだけで、30ヵ月使い続けないと、すべて無料にはならないのです。これにより6700円ほどの工事費が請求されてしまいます。
では、30ヵ月経って、「工事費も実質払い終えたし、解約しよう~」と思っても、今度は違約金が発生してしまうのです。2年契約が自動更新されたため、次の無料解約チャンスは49か月目になってしまったのです。
そうすると、最終的には4年間使い、49か月目に解約しなければ、リスク0で解約することができない、ということになります。
違約金0円で解約する方法!auひかり新スタートサポート
ここからは、違約金の問題や工事費残額の問題を回避する方法を教えます!
違約金0円にするなら乗り換え!
NURO光のキャンペーンによる巧みな戦略によって、工事費と違約金のジレンマに陥ってしまい、思わぬ出費になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、実は、違約金や工事費を実質無料にすることができるのです。
それは他社に乗り換え、そこでのキャンペーンを利用し、違約金を還元させる、という方法です。
auひかりの乗り換えキャンペーン!
そこで、おすすめなのはauひかりの乗り換えキャンペーン、「auひかり新スタートサポート」です!
auひかり新スタートサポートは他社から乗り換えた際に発生する違約金を還元してくれるキャンペーンです!
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※auひかり公式サイトより |
<auひかり新スタートサポート> 条件:auひかり+固定電話(月額500円)+電話オプションパック(月額500円) 内容①:他社からの違約金を最大30,000円まで還元 内容②:2回線以上+auスマートバリューを新規登録で1台につき最大10,000円還元 |
少しだけ複雑なので、丁寧に見ていきましょう。
このキャンペーンの趣旨は第一に「auひかりを始める人をサポートすること」です。
その中で、二つ主に内容があって、
一つは「他社解約時に発生した違約金の相当金額を何らかの方法で還元する」
もう一つは「2回線以上でauスマートバリューを新規登録した場合は1台につき最大10,000円還元する」
です。
「他社解約時に発生した違約金等の相当金額を何らかの方法で還元する」
まず、NURO光に入っていたとして、そこから解約し、auひかりに申し込みます。その際に条件さえクリアしていれば、NURO光解約時に発生したお金をあとで還元してもらうことができます。
auひかり新スタートサポートでは、「違約金」も「工事費残額」もどちらも対象となります。
つまり、たとえば20か月目でNURO光を解約した場合、
- 違約金(9500円)+工事費残額(約13400円)=22900円
となり、これがNURO光解約の際に請求されることになります。
しかし、とりあえずこれを支払っておいて、auひかりに申し込んでこのキャンペーンを適用すると、
- 10000円分(チャージor郵便振替)+12900円(月額料金割引1000×約12か月)
となります!1万円分であれば、au WALLETプリペイドカードチャージ(カード発行無料)か、郵便振替で受け取ることができます。しかし、全額ではなく、残りの12900円に関しては、月額料金からの割引で、毎月1000円ずつ割引されます。
auひかり新スタートサポートの条件とは?
では、auひかり新スタートサポートの条件とはどういったものなのでしょう。
これは
条件:auひかり+電話サービス(500円/月)+電話オプションパック(500円/月)
となります。固定電話の電話サービスと電話オプションパックの申し込みが必須となります。
電話サービスというのは文字通り電話が使えるようになることで、これに通話料がプラスされることになります。電話オプションパックというのは電話に関する様々なオプションを最大5つまで月額500円で使えるようにするものです。
KDDI公式HPより引用
このような条件をクリアできれば、違約金・工事費残額等の還元をしてもらえます。
しかし、オプション二つというのはなかなか多いのではないか…?
「2回線以上でauスマートバリューを新規登録した場合、1台につき最大10,000円還元する」
2回線以上で適用されるため1回線のみの場合だと対象外ですが、1回線につき最大10,000円還元されるので同時申し込み回線数が多ければ多いほどお得です。
- 1台につき1,000円×12ヶ月還元
最大10,000円を還元してくれますが、一括ではなく毎月1,000円がau WALLETの残高にチャージされます。
また、1回線だけでは適用外ですが、2回線以上であればauスマートバリューの最大回線数である10回線まで登録可能です。したがって、最大で100,000円まで還元してもらうことも可能です。
このようにauひかり新スタートサポートは極めてお得なキャンペーンであるため、auひかりの乗り換えもおすすめできるのです!
auひかりがおすすめできる理由!
最後に、auひかりがおすすめできる理由をいくつか挙げていきましょう。
ざっと見るとauひかりの特徴は以下のような形になります。
最大速度 | 1Gbps |
データ量 | 無制限 |
月額料金 | 戸建て:5100円/マンション:3800円 |
携帯割引 | auスマートバリュー:月額最大2000円割引 |
工事費→キャンペーンで無料 | 37500円 |
キャッシュバック | 52,000円 |
結構速い
auひかりは、実は速度に定評のある光回線なのです
RBBスピードアワード2018を見てみると明らかです。
<RBBスピードアワード2018>
エリア | 固定回線の部 | 下り速度(Mbps) | 固定回線 Wi-Fi部門 | 下り速度(Mbps) |
北海道 | auひかり | 213.77 | auひかり | 138.99 |
東北 | auひかり | 243.17 | auひかり | 135.75 |
関東 | auひかり | 643.43 | auひかり | 287.30 |
北・甲信越 | フレッツ光 | 154.80 | auひかり | 114.73 |
東海 (auひかりエリア外) | NURO光 | 490.74 | NURO光 | 203.59 |
近畿 (auひかりエリア外) | NURO光 | 316.34 | NURO光 | 201.00 |
中国 | フレッツ光 | 149.78 | メガエッグ | 129.46 |
四国 | フレッツ光 | 93.75 | auひかり | 137.17 |
九州 | BBIQ | 184.70 | auひかり | 130.25 |
沖縄 | フレッツ光 | 22.96 | auひかり | 87.01 |
auひかりはほとんどの場所で快適にインターネットを使える環境を提供していると言えるでしょう。
「とはいえ、全地域じゃないでしょ」と思われてしまうかもしれません。実は、auひかりは「近畿」・「東海」では戸建てのサービスを提供していません。これを踏まえると、auひかりは関東を除いて展開する全地域でなんらかの最優秀賞を取っていることになります。
理論上はNURO光のほうが速いのですが、快適に使える最低限の速度を使いたいだけなのであれば、auひかりでも十分おすすめできるのです。
代理店申し込みで高額キャッシュバック!ー代理店NEXT
auひかりのキャンペーンの一つに「キャッシュバック」があります。これは割引や還元と違って、単純に「新規契約でお金がもらえる」というキャンペーンです。いろいろ面倒だったりしてこれを逃してしまう人も多いですが、正しい情報をもとに、優良店に申し込めば確実にキャッシュバックを受け取ることができます。
代理店NEXTがおすすめ!
<代理店NEXT>

キャッシュバック(ネットのみ) | 45,000円 |
キャッシュバック(ネット+電話) | 52,000円 |
オプション | なし |
手続き | 申込時に口座番号を教えるだけ |
受取 | 最短翌月 |
代理店NEXTは以上のような内容を持っています。電話契約をすればキャッシュバック金額が上がりますが、auひかり新スタートサポートを申し込むときに電話契約もするのであれば、一石二鳥ですね。
そのほかオプションをつける必要は全くありませんし、手続きも面倒ではありません。場所によってはアンケートの記入などややこしいこともありますが、NEXTでは申込時に口座番号を教えるだけでキャッシュバックがそこに翌月振り込まれることになっています。
「6か月後に振り込み」とか「6か月後に受取申請」といった面倒な代理店もありますが、NEXTでは最短翌月で振り込まれますし、自社キャッシュバック還元率100%であるため安心できます。
ただし、自社キャッシュバックとプロバイダキャッシュバックは分かれており、プロバイダキャッシュバックについては、各プロバイダによって詳細が異なります。
まとめ
NURO光は速いですが、いまのところ引越しには対応していませんので、引越しの場合は解約するしかありません。
解約の場合は9500円の違約金が発生しますが、これを逃れようとして25か月目に解約しても、工事費未払い分が残っているとそれがそこで請求されてしまい、どっちにしろお金がかかってしまいます。
こんな悩みを解決してくれるのが、速度にも定評のあるauひかりで、auひかり新スタートサポートを使うことで、ほとんどリスクなく違約金・工事費残額が還元されます。
また、auひかりの高額キャッシュバックは代理店NEXTで申し込むことで、安心かつ簡単にもらえるます!