今回はauひかり VS WiMAX!
ということで、この2社のサービスについて比較してどちらがより良いのかを検証します!
auひかりとWiMAXは共にインターネット業界で人気があるのですが、ゆえにインターネットを選ぶ上で悩む選択肢です。
従来、auひかりは「データ量無制限」という大きなメリットを持っていましたが、WiMAXも「UQ flat ツープラスギガ放題」という「データ量無制限」のプランを提供しているため、簡単にその点で優劣を決められない状況です。
とはいえ両者は互いに良い点と悪い点を持っており、それによってユーザーは自分にあった方を選ぶことができるのです。
そもそもUQ WiMAXはもう10年ほどたっている会社ですが、元はKDDIの出資した会社で、今でもKDDIが3割の株主で一番保有率が高いです。
auひかりはもちろんauなのでKDDIのグループ内です。
そのため、そもそもこの2つがKDDIのグループ内であることを考えると、「一方が他方よりも明らかに良い」という状況になるとは思えません。
互いに補い合ってユーザーのニーズに合わせていくのでしょう。
目次
WiMAXの概要
現在WiMAXは大きく分けてUQ WiMAX と Broad WiMAXがあります。
どちらもUQコミュニケーションズが提供するモバイルルーターサービスですが、
- UQ WiMAX のほうが「料金が高くてサポートが手厚い」
- Broad WiMAXのほうが「料金は安い」
といった感じです。
今回はBroad WiMAXを取り上げましょう。
月額料金
プラン名 | データ量 | 月額料金 | 初期費用・端末代 | |
ギガ放題プラン | 制限なし | 2,726円(3ヶ月間) | 3,411円(4ヶ月目以降) | 0円 |
ライトプラン | 月7GBまで | 2,726円(24ヶ月間) | 3,326円(25ヶ月目以降) | 0円 |
Broad WiMAXには2つのプランがあって、データ量の制限の有無に違いがあります。
とはいえ、月額で見ると微々たる差なのでほとんどの人がギガ放題プランを選んでいるようです。かなり安いです。
キャンペーン 機種代無料・初期費用無料
Broad WiMAXは現在キャンペーン中で、WiMAXを始めたときにかかる、機種代と初期費用が無料になります。
機種代無料
新規で指定の機種を選択すると、機種代が無料になるキャンペーンが行われています!
初期費用18,857円が無料
Web申し込みで、しかもクレジットカード支払いであれば、初期費用18,857円が無料になります。
速度
反対にデメリットとして速さの問題があります。
WiMAXの最大速度は440Mbps
です。
これは光回線の半分に相当します。
実際にどのくらい出るのかはエリアによって異なりますが、相当条件がそろって70Mbpsくらい、基本は早くて30Mbps程度のようです。
普通のインターネットをするにはさほど困りませんが、高画質の動画を見たりゲームする時などには向いていません。
さらに、「データ量の制限」はギガ放題プランの場合はありませんが、「速度制限」はあります。
また、ネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間でWiMAX 2+およびLTE方式の通信量の合計が10GB以上となった場合、ネットワーク混雑時間帯(翌日18時頃から翌々日2時頃(2017年2月時点))にかけてWiMAX 2+およびLTE方式の通信速度を概ね1Mbpsに制限します(送受信の最大速度であり、実際の速度は電波環境等に応じて1Mbps以下となることがあります)。
3日で10GB以上使った場合、次の日は18時~朝2時まで速度が1Mbpsになってしまいます。
最大速度が440Mbpsから1Mbpsになってしまうので、恐ろしい差です。
ただし、持ち運びできる、というのはもちろんメリットですね。
auひかりの概要
今度はauひかりを見ていきましょう。
月額料金
ホーム | マンション |
5,100円 | 3,800円 |
ホームは3年契約、マンション2年契約の標準的なプランです。
ホームに関しては「ずっとギガ得プラン」というプランですが、これは毎年100円ずつ月額料金は減額されるシステムになっています。
1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目:4,900円
といった感じです。
キャンペーン 割引・工事費無料・スマホ割引
auひかりはやはりキャンペーンが充実していると言うべきでしょう。
初期費用相当額割引キャンペーン
- ネット+電話(auひかり電話サービス)
ネットと電話をセットで申し込めば、初期費用相当額30,000円(マンション)、37,500円(ホーム)を割引してくれます。
auスマートバリュー
- ネット+電話+指定スマホ・携帯電話・タブレットプラン
という条件をそろえれば、指定のスマホ・携帯電話・タブレットプランが最大2,000円毎月割引されます。
auひかり新スタートサポート
- ネット+電話+電話オプションパック(EX)
で、
- 他社違約金最大30,000円還元
- 2回線以上+auスマートバリューを新規登録で1台につき10,000円還元
という特典がつきます。
速さ 1Gbps
auひかりの速さには定評があります。
最大速度:1Gbps
しかし、1Gbpsというのは光回線では非常に標準的な速度です。
auひかりのすごいところは、多くの速度比較サイトなどで上位に食い込んでいるところです。
RBBスピードアワード2016の地域別固定部門・Wi-Fiの最優秀賞を見てみると、auひかりが全11の最優秀賞を取っており、全国的にトップの速度を誇っています。
RBBスピードアワードというのは、実際の測定値に基づいて、光回線やスマホの回線などのランキングを毎年発表するものです。
WiMAXとauひかりを比べてみる
ここからは実際にWiMAXとauひかりを比べていきましょう。
料金と速度に分けて比べたのちに総合的に評価してみましょう。
料金
auひかり ホーム | auひかり マンション | WiMAX 7GB | WiMAX 無制限 |
5,100円 | 3,800円 | 2,726円(25ヶ月後3,326円) | 2,726円(3ヶ月後3,411円) |
初期費用等はどちらも無料にすることができるので、これを見るとWiMAXのほうが明らかに安いようです。
料金に関してはやはりWiMAXの勝ちと言えるでしょうか。
しかし、auひかりもキャンペーンを駆使するとなんとも言えません。
料金 | auひかりホーム |
通常 | 5,100円 |
電話 | +500円 |
電話オプションパックEX | +690円 |
差し引き | 6,290円 |
こんな風に組み合わせていくと、6,290円と割高感がありますが、auスマートバリューでスマホ・携帯割引が利くのはメリットです。
速度・データ量
auひかり | Broad WiMAX |
最大1Gbps | 最大440Mbps |
1日30GB以上のアップロードで制限 | 3日間に10GBで制限 |
速度に関しては今度はauひかりが圧倒的です。
auひかりの場合、RBBの測定値に即していえば200Mbpsの速度が出ているようですが、やはり100Mbpsくらいが標準的でしょう。
それに比べて30MbpsくらいがBroad WiMAXの速度なので、実測もauひかりのほうが早いと言わざるを得ません。
制限について、「データ量の制限」がない場合でも、短期間に使いすぎるとどちらも制限が加わる可能性があります。
ただし、auひかりは1日30GBの「アップロード」で、Broad WiMAXは3日間に10GBの「データ使用」が制限対象です。
つまり、Youtuberとかでよほど動画をアップロードしない限りauひかりで速度の制限を食らうことはありません。
速度ではやはりauひかりのほうが良いでしょう。
ただし、auひかりは持ち運びできないので、その点でWiMAXには劣ります。
総合的にはどっちが良いのか?
総合的に見て、どっちのほうが良いのでしょうか。
やはり持ち運びができて、引っ越しても使い続けることができるWiMAXは一人暮らしの人には最適でしょう。
しかし、例えマンションであっても家族で住んでいたり、もちろん戸建てで家族と住んでいるのであれば、auひかりがおすすめです。
また、スマホがauなのであれば、当然auひかりがおすすめです。auスマートバリューで割引することができます。
キャッシュバックにも違いが?
決め手がやはりお金であるならば、auひかりのキャッシュバックも見逃せません。
Broad WiMAXはキャッシュバックをもらえるキャンペーンを現在行っていません。
これに対しauひかりを優良店と言われる代理店「株式会社NEXT」で申し込むと、最大64,000円ものキャッシュバックを受け取ることができるのです。

代理店 | ネットのみ契約の場合 | ネット+電話契約の場合 |
株式会社NEXT | 58,000円 | 64,000円 |
代理店NEXTは優良店のため、オプション加入なしでこれだけの金額のキャッシュバックを受け取ることができます。
その点でもauひかりは強いメリットを持っています!