「auひかり電話サービス」は光ファイバーを使った最新の電話サービスです。
しかし、その内容だけが目玉なのではなく、電話サービスの加入を条件としたお得なキャンペーンも見どころ満載なのです!
auひかり電話サービスの概要
auと言えばスマホ・携帯ですが、最近は自宅の通信設備すべてを担うことができるようになっています。
auひかり電話サービスは「auひかり」の「光回線」を応用した「光電話」になります。
光ファイバーという(比較的)新しい技術が登場して以来、インターネットだけでなく電話も光電話(ひかり電話)として進化しました。
工事はいらない?
auひかり電話サービスの大前提ですが、マンションの例外を除いて「基本的にauひかりとセットでしか使えない」という特徴があります。
マンションでかつプロバイダがau one netの場合のみ月額1,400円で利用することができますが、通常の月額料金は500円です。
そして「工事はauひかりの工事を済ませればOK」なので、ひかり電話のために改めて工事をする必要はありません。
しかし、番号変更などをする場合はどうしてもお金がかかってしまいます。
機能 サービス種別 月額料金 初期費用 事務手続き・番号関連 番号ポータビリティ ー 無料(注5) 番号変更 ー 2,000円/登録 通話明細発行 100円 ー 104番号案内登録 無料 無料 電話帳登録(一掲載のみ) 無料 無料 番号通知設定変更 ー 無料 注5)NTTの工事費が別途NTT東日本・NTT西日本より請求されます。
番号変更には2,000円の初期費用がかかります。
月額料金は500円ぽっきり?
月額利用料金 500円(注2)(注3)
- 注2)電話サービスのみご利用の場合、1,400円/月です。電話サービスのみのご利用はauひかり マンションでau one netのお客さまに限ります。
- 注3)
電話サービス2契約目の料金は450円/月となります。
別途ユニバーサルサービス料がかかります。
NTT東日本の基本料金は約1,500円はかかるので、月額500円というのはかなり安い料金です。
もちろんこれは「基本料金」なのでこれに「通話料」がプラスされます。
種別 | ダイヤル | 通話料 | ||
---|---|---|---|---|
国内加入電話向け通話 | 相手先加入電話番号 | 8円/3分 | ||
IP電話向け通話 | 050- | 8円/3分 |
サービス | 通話料 | |
---|---|---|
auケータイ宛/1分 | 15.5円 | |
上記以外宛/1分 | NTTドコモ | 16円 |
ソフトバンク | ||
ワイモバイル | ||
PHS宛/1分 | 10円 (別途10円/1通話) |
細かいものを省くと大体このような形です。
「国内加入電話」というのはauに加入していることの電話番号ではなく、一般的な電話契約をしている人を指します。
通話料自体はさほど他の電話会社(NTTなど)とは変わりません。
しかし、よくある「au同士は通話無料!」みたいなのはないのでしょうか?もちろんあります。
それが「auひかり 050番号サービス(KDDI-IP電話)」です。
auひかり 050番号サービス(KDDI-IP電話)
050で始まる新しい電話番号を使えるサービスが050電話サービスです。
050で始まるため、引っ越しをしてもこの電話番号でまた使うことが出来ます。
※画像はau公式サイトから引用
この電話番号を使うと050で始まる他の電話番号での電話が無料になるほか、auが提携している他の電話会社の050で始まる電話番号への電話も無料になります。
月額利用料 (注1) 150円 初期費用 無料 注1)別途ユニバーサルサービス料がかかります。
月額利用料も追加は150円で初期費用は無料です。
よく電話する相手が050で始まる電話番号だった場合、このサービスを有効活用できます。
オプションパックもお得!
ここからは簡単にオプションについて解説します。
機能・サービス種別 | 月額料金 | 初期費用 |
割込通話 | 300円 | 無料 |
発信番号表示 | 400円 | |
割込番号表示 | 200円 | |
番号通知リクエスト | 100円 | |
迷惑電話撃退 | 700円 | |
着信転送 | 500円 | |
迷惑電話 発着信ブロック | 300円 | |
KDDI電話 auで着信確認 | 0円 | |
プッシュ信号(プッシュ回線) | ||
移転番号アナウンス | ||
国際不取扱 | ||
番号通知設定 |
色々とオプションがありますが、有料オプションには「電話オプションパック(EX)」というものがあり、これでかなり安く済ますことが出来ます。
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※画像はau公式サイトから引用 |
「電話オプションパック(EX)」というのは
- 2つ以上のオプションに入る
- 合計が500円を超える
の2つの条件を満たすと、「いくつオプションをつけても一律500円/月」で利用できるというおトクなサービスです。
「電話オプションパック」ではピンクの5サービス、「電話オプションパックEX」ではピンクの5サービス+緑の1サービスが、それぞれパック利用できるため、単独で加入するよりかなりやすく使えます。
この2種類の違いは、ホームタイプの場合が「電話オプションパックEX」、マンションタイプの場合が「電話オプションパック」となっています。
『オプションなんていらないよ…』と思いがちですが、「電話オプションパック」は後で見るように「auひかりの工事費を無料にするための条件」なので、とても重要です。
なお、「着信転送」を申し込む際は本人確認が必要になります。
電話サービスをつけることで適用可能なキャンペーン
さて、これまで電話サービスの概要を見てきましたが、実はここからが本番です。
電話サービスは「電話」をするためだけのものではなく、「様々なキャンペーンを利用するためのオプション条件」でもあるのです。
つまり、auには「auひかりはネットだけじゃなくて電話も入ってくれれば色々と安くしてあげるよ~」というキャンペーンがたくさんあるので、電話の加入はとても重要なのです。
キャンペーン | 内容 | 条件 |
---|---|---|
auスマートバリュー(au) | スマホ割引 | ネット+電話 |
auひかり新スタートサポート(au) | 乗り換え時違約金負担 | ネット+電話 |
初期費用相当額割引キャンペーン(au) | 工事費無料 | ネット+電話+電話オプションパック(EX) |
キャッシュバック(代理店・プロバイダ) | 金額1万円ほど増加 | ネット+電話 |
以上のように、auひかりをめぐるあらゆるキャンペーンは「ネット+電話」を必須条件としています。
ここからはそれぞれのキャンペーンを簡単に紹介していきましょう。
auスマートバリュー
※画像はau公式サイトから引用
auスマートバリューはauひかりの目玉キャンペーンですが、どういうものかというと、auひかりを使っていると、スマホや携帯電話の月額料金が500~2,000円割引されるというキャンペーンです。
しかし、このままだと、ただauひかりを使うだけで簡単に2,000円割引されると思われてしまうのでいくつか詳細を説明します。
<よくある間違い>
①.auひかりだけでauスマートバリューが使える
②.どんな携帯プランでも割引される
③.他のキャンペーンとも併用できる
④.1人分しか割引されない
<正しい理解>
①.auひかりと電話サービスの契約でauスマートバリューが使える
②.割引されないプランもあるが、割引されると500~2,000円。3年目からは大抵割引が減額される。
③.「初期費用相当額割引キャンペーン」とは併用できない
④.1世帯最大10契約まで適用可能。離れて暮らす50歳以上の家族にも使える
①.適用には電話契約が必要
auスマートバリューの適用には基本的にauひかり+電話の契約が必要です。
ただ、auひかりの代わりに使えるケーブルテレビの契約の場合は「ネット+テレビ」でも良いことになっています。
しかし、それでも大多数はネット+電話の契約が必要になります。
②.割引金額はふとっぱら?
【スマートフォン(5G/4G LTE)】
ピタットプラン 5G ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN) 【受付終了プラン】 新auピタットプラン | 1GBまで | 割引対象外 |
7GBまで | -500円/月 | |
ピタットプラン 5G(s) ピタットプラン 4G LTE(s) | 2GB超~20GBまで | -500円/月 |
【受付終了プラン】 auピタットプランN(s) auピタットプラン auピタットプラン(s) | (シンプル) :1GBまで | 割引対象外 |
(スーパーカケホ/カケホ) :2GBまで (シンプル) :1GB超~2GBまで | -500円/月 | |
(スーパーカケホ/カケホ/シンプル) :2GB超~20GBまで | -1,000円/月 | |
データMAX 5G データMAX 5G Netflixパック データMAX 5G ALL STARパック データMAX 4G LTE データMAX 4G LTE Netflixパック 【受付終了プラン】 auデータMAXプラン Netflixパック auデータMAXプランPro auフラットプラン25 NetflixパックN auフラットプラン20N auフラットプラン7プラスN auデータMAXプラン auフラットプラン20/30 auフラットプラン25 Netflixパック auフラットプラン7プラス auフラットプラン5(学割専用) | -1,000円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額1 データ定額1cp | -934円/月 ※3年目以降は-500円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額2/3 データ定額3cp ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン LTEフラット cp | -934円/月 | |
【受付終了プラン】 U18データ定額20 | -1,410円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額5/8/20 データ定額5cp LTEフラット ISフラット プランF(IS)シンプル | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 | |
【受付終了プラン】 データ定額10/13/30 | -2,000円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【4G LTEケータイ】
【受付終了プラン】 データ定額1(ケータイ) | -934円/月 ※3年目以降は-500円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額2/3(ケータイ) | -934円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額5/8(ケータイ) | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【受付終了プラン】 データ定額10/13(ケータイ) | -2,000円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
【3Gケータイ】
カケホ(3Gケータイ・データ付) | -934円/月 |
【4G LTEタブレット/4G LTE対応PC】
タブレットプラン20 【受付終了プラン】 LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」) | -1,000円/月 |
【受付終了プラン】 LTEフラット for DATA(m) LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L) | -1,410円/月 ※3年目以降は-934円/月 |
割引金額の詳細は以上のような形です。
「データ利用料によって月額料金が変動するauピタットプラン」でも月に1GBをを超さないと割引はされません。
また、「永年」と「2年間」の割引が2つあり、これらは合わさって最大2,000円となります。よって3年目からは934円や500円に減額されるのです。
③.「初期費用相当額割引キャンペーン」とは併用できない
基本的には多くのキャンペーンと併用可ですが、後で紹介する工事費を無料にしてくれるキャンペーンとは併用することができません。
これには注意が必要です。
④.1世帯最大10契約まで適用可能。離れて暮らす50歳以上の家族にも使える
1人だけでなく、家族のスマホやケータイも割引することが出来ます。
さらに、同じ家に住んでいなくても50歳以上の家族であれば、割引適用の範囲に入ります。
▶詳しくは「【auスマートバリュー】スマホ割引金額から、申し込み先まで徹底解説!」をチェック
auひかり新スタートサポート
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※画像はau公式サイトから引用 |
auひかり新スタートサポートは、他社から乗り換えた際の違約金をauが還元してくれるサービスです。
例えば、ソフトバンク光からauひかりに乗り換える場合、10,000円ほど違約金がかかったとします(2年プランで2年経つ前に解約すると違約金9,500円かかります)。その場合、このキャンペーンを適用すれば最大30,000円まで負担してくれるのです。
条件に電話オプションパックが…!
※画像はau公式サイトから引用
条件は
- ネット+電話+電話オプションパック(EX)
となり、「電話オプションパック」が新たに必要になります。
先ほどもお伝えした通り、電話は500円・オプションパックは500円(EXは690円)で1,000円(または1,190円)の追加になります。
ただ、違約金が高い場合はこちらの方がお得かもしれません。
スマホの費用もサポートしてくれる!
※画像はau公式サイトから引用
このキャンペーンはインターネット回線だけでなく、スマホ・携帯電話の費用をサポートしてくれます。
ただし、条件があって
①.auスマートバリューの新規登録
②.2回線以上同時申し込み
の2つが条件となっています。
そうです。このキャンペーンは「auスマートバリューの併用」を条件としています。さらに、2回線以上での同時申し込みが必須になるため、一人暮らしの方だと適用できる機会が減ってしまうかもしれません。ですが、1回線ごとに最大10,000円(1,000円×10ヶ月)還元されるため、家族が多ければ多いほど、適用された時の還元額は大きくなります。
▶詳しくは「乗り換えの際の違約金を還元!auひかり新スタートサポートを徹底解説!」をチェック
初期費用割引キャンペーン
![]() | ![]() |
※画像はau公式サイトから引用 |
初期費用割引キャンペーンはいわゆる「工事費」を割引してくれるキャンペーンです。
※画像はau公式サイトから引用
例えばホームの場合、工事費は「37,500円」でこれが60回払いになるので月に1,250円です。
ネットのみ契約の場合125円のみ、ネット+電話契約の場合625円割引となるので、電話も契約しておけば「工事費は実質無料」となります。
しかし、先ほども確認した通り、「auスマートバリュー」と併用できません!
▶詳しくは「auひかりの工事費を無料に!初期費用相当額割引キャンペーンの真相!」をチェック
キャッシュバック
最後のキャッシュバックはこれまでと違いauの公式キャンペーンではなく、代理店やプロバイダによるキャンペーンです。
と言ってもいかがわしいものではなく、ちゃんと知識を持っていれば現金で50,000円ほど手に入れることが出来ます。
そのキャッシュバックの金額が「ネットのみ」と「ネット+電話」の契約ではかなり違うのです。
<株式会社NEXTの場合>

代理店 | キャッシュバック金額(ネットのみ契約の場合) | キャッシュバック金額(ネット+電話契約の場合) |
株式会社NEXT | 45,000円 | 52,000円 |
代理店サイトの場合、
- 代理店によるキャッシュバック
- プロバイダによるキャッシュバック
を合わせているので、かなり高額になります。
ただ、代理店やプロバイダによってはキャッシュバックの受け取りが「半年後」・「1年後」であったり、また、ほとんど該当する人がいないような、条件の厳しいところも少なくありません。
しかし、優良店と言われる「株式会社NEXT」であれば、
- 有料オプションの必須加入なし
- 申し込みの際に口座情報を伝えるだけ
- 最短で翌月に現金振込してくれる
と安心して申し込むことが出来ます。
まとめ
電話サービスについて熟知することで、ただ電話のことを知るだけでなく、auひかりの様々なキャンペーンに詳しくなることが出来ます。
なかなかちゃんと調べないと出てこない情報も多いので、よく知っておくことであとで損せずに済みます。
より良いサービスと、より安い金額を求めて、そしてよりお得に、インターネットについて知っていきましょう!