auユーザーでもビッグローブ光を使っている人は多いのではないでしょうか?
auスマホとのセット割引である、「auスマートバリュー」や「auセット割」などが適用できるためビッグローブ光とauひかりは相性が良いと言えます。
とはいえ、月額料金が特にマンションは高めに設定されていたりして、解約したくなったりする人も少なくないと思います。
今回はビッグローブ光の解約方法と違約金を無料にする方法を紹介します!!
ビッグローブ光の解約方法
ビッグローブの解約時、しなくてはならないことが3つほどあります。
ビッグローブ光に電話する
まずは、「0120-971-391」に電話して、解約の旨を知らせる必要があります。
基本的にはこの電話一つで解約は完了します。
機器の返却
NEC Aterm WG1200HS3という機器が一番新しく貸し出されている機器で、月額500円のレンタル料金がかかります。
また、
返送手数料 1,300円(税別) 接続機器の返却送料を含む
※引用元:BIGLOBE公式サイトより
と書かれているので、解約金として1,300円が発生します。また、
※解約から1カ月を過ぎても機器が返却されない場合、端末代金相当額としてAterm WG1810HP(JE)の場合は16,000円(不課税)、Aterm WG1200HP3、WG1200HS3の場合は6,000円(不課税)を請求いたします。
※引用元:BIGLOBE公式サイトより
解約後1ヶ月過ぎても返却しないと最大16,000円も請求されてしまうので、必ず解約後1ヶ月以内に返却しましょう。
解約金はいくら?
単に解約の連絡をしてビッグローブ光とおさらばできるとは限りません。
場合によって解約金がかかってしまうことがあります。違約金・解約金・契約解除料といろいろな名前がありますが、すべて同じことを意味しています。違約金とは別に解約金がかかる、なんてことはありません。
解約金のしくみ(3年契約の場合)
まずは解約金のしくみを解説しましょう。
ビッグローブ光では現在、3年プランが最も安くサービスの充実したプランになっているのでまずはこれを例にとります。
定期利用期間・解約金
「ビッグローブ光(3年プラン)」は、36カ月単位の定期利用契約となります。定期利用期間の最終月を更新月とし、更新月中に解約の手続きがない限り、以降36カ月毎に定期利用期間が自動更新されます。定期利用契約の更新月以外に「ビッグローブ光(3年プラン)」を解約した場合、違約金(不課税)がかかります。
プラン名 回線のタイプ 違約金 ビッグローブ光(3年プラン) 一戸建(ファミリータイプ) 20,000円(不課税) 集合住宅(マンションタイプ)
※引用元:「ビッグローブ光」の解約時に違約金は発生しますかより
まず、ビッグローブ光の3年契約というのは
- 3年間使わなければならない
- 3年目の最終月(36ヶ月目)での解約なら無料
- 36ヶ月目以外なら20,000円の解約金
- 36ヶ月目に何もしないとまた3年契約が更新され、次のチャンスは64ヶ月目
この4つの特徴を持っています。
3年契約なので3年利用する必要がありますが、「自動更新」なので何もしないとまた再度3年契約が始まります。
ではどうすればタダで解約できるのかというと、「36ヶ月目の1ヶ月間」での解約なら無料で解約できるというわけです。それ以外の月で解約しようとすると、「3年契約の約束を破った」ということで「解約金」が20,000円が発生します。
これに関しては戸建てでもマンションでも変わりません。
おおまかに言えばこれが解約金のシステムです。
解約金の金額
それでは簡単に違約金をまとめておきましょう。
プラン | 期間 | 更新月 | 解約金 |
3年プラン | 36ヶ月 | 36ヶ月目 | 20,000円 |
2年プラン | 24ヶ月 | 24ヶ月目 | 9,500円 |
2年プランの解約金の方が圧倒的に安いですが、2年プランは月額料金が数百円高いのと、工事費無料キャンペーンや引っ越し工事費無料キャンペーンもできないというデメリットがあります。
引っ越しで継続なら工事費も無料
『引っ越すからビッグローブ光解約しなきゃ!』と思ってしまう人も多いかもしれませんが、引っ越しの際にビッグローブ光を継続利用したいなら、解約する必要は全くありません。
※画像はBIGLOBEの公式サイトより引用
ビッグローブ光の3年プランなら、契約中に引っ越しをしても引っ越し先での工事費がかかりません。そのため、引っ越しの人はわざわざ解約する必要はなく、追加料金もなく利用を続けることができます。
ただし、この「引っ越し先での工事費無料」は、3年プラン限定の特典で2年プランでは使えません。
工事費の残債は一括払い
さて、解約金の話が一通り終わったところで、まだもう一つ支払う可能性のあるものがあります。それが「工事費の残債」です。
ただし、「工事費の残債」については2パターンあります。
普通に工事費を払っている人
普通に工事費を払っている人の場合で、一括ではなく毎月払っている人は、その残りを一括して支払わなければなりません。
3年プランなら750円×40回=30,000円、2年プランなら初回3,000円+500×30回=18,000円です。ただし、マンションなどは異なる場合があります。
これに申し込み手数料3,000円が加わってきますが、申し込み手数料は最初に払うので解約時に請求される可能性はほぼないです。また、フレッツ光からの転用で、フレッツ光の工事費をまだ払い終えていない場合でも残りの工事費は請求されます。
しかし、これは普通のことですね。
工事費0円のキャンペーンを利用している人
ビッグローブ光の3年プランでは工事費を0円で利用できます。
これは「工事費30,000円」を一括で0円にするのではなく、「毎月750円の支払いを毎月750円割引する」というシステムになっています。結局40ヶ月経てば工事費は0円になりますが、例えば30ヶ月目だった場合まだ「7,500円」ほど残っていることになります。
設置工事費の残債について
設置工事費の分割払いの期間中に解約した場合、設置工事費の残債を一括して請求いたします。
※引用元:「ビッグローブ光」レンタル機器の返却/違約金についてより
公式サイトにもこのように書かれているため、30ヶ月目に解約した場合はこの7,500円分は一括請求されてしまいます。
『工事費無料じゃなかったの!?』と思うかもしれませんが、それは40ヶ月使った場合のことであり、それ未満で解約した場合は残りの分を一括請求されてしまいます。『申し込みの時に工事費0円にしたし、大丈夫でしょ』と思っていても、請求される場合があるので要注意です。
解約金0円にする方法!
しかし、20,000円なんて法外なお金を払う気にはなりません。そんなときは解約金を0円にする方法を使うべきです!
解約金を0円にする主な方法は2つあります。
一つはすでに出ている「更新月で解約すること」それから、もう一つは「乗り換え先のキャンペーンを利用すること」です。
乗り換え先のキャンペーンと言っても、乗り換え先が「代わりに払ってくれる」というわけではなく、「払った分を乗り換え先が後で還元してくれる」というキャンペーンです。
更新月で解約する
例えばビッグローブ光の3年プランの場合「36ヶ月目」での解約なら解約は0円でできます。これを使うことで何のリスクなしに解約することができます。そのため、例えば34ヶ月目とか35ヶ月目に差し掛かっている場合はそこで解約するよりも1ヶ月待って解約したほうが安くなることがあります。
ビッグローブ光の3年プランの戸建ては1ヶ月4,980円なので、2ヶ月でも10,000円に至りません。4ヶ月で20,000円近くになるので、やめたいと思ってから最大4ヶ月間なら「待ったほうが損しない」ということになります。
しかし、そうはいっても解約したい時、解約しなきゃいけない時は突然やってきます。3年に一度なんてほとんどオリンピックみたいな周期でやってくるチャンスを気長に待っていることができるとは限りません。
解約金を負担してくれる光回線に乗り換える
2つ目の方法は「解約金を負担してくれる光回線」に乗り換えることです。
例えば、ソフトバンク光やauひかりでは、「乗り換えサポート」のような形で、他社の解約金を還元してくれるキャンペーンを提供しています。
また、ソフトバンク光でもauひかりでも、新規契約なら特に「高額キャッシュバック」が代理店からもらえます。このキャッシュバックは30,000円を超えるため、それで解約金を相殺することができるのです。
解約金を負担してくれる光回線
それでは、解約金を負担してくれる光回線を紹介しましょう!
auひかりはビックローブ光の解約金を負担できない?
まず、有名なのはauひかりの「auひかり新スタートサポート」です。
auひかり電話(固定電話)と電話オプションパックをつけることで、他社で発生した解約金を最大30,000円まで還元してもらうことができます。しかし、このauひかりでは「ビッグローブ光の解約金」が「対象外」です。
「auひかり/auスマートバリュー対象の他社FTTHサービス/KDDIが指定するケーブルテレビ事業者サービスのいずれか」から乗りかえの場合は対象外です。
※引用元:auひかり 新スタートサポートより
ビッグローブ光はKDDIのグループ会社で、auスマートバリューなど、auスマホの大幅な割引ができるキャンペーンを導入しているため、解約金負担は対象外となっています。
ソフトバンク光がおすすめ!
さて、ごく最近ビッグローブ光にしたのであれば、auひかり新スタートサポートを適用して、解約金を還元してもらうことはできません。
そうなった時におすすめなのが、「ソフトバンク光」の「あんしん乗り換えサポート」です!
※画像はSoftBankの公式サイトより引用
キャンペーン概要
新たにSoftBank 光/SoftBank Airにお申し込みいただいた方に、他社固定ブロードバンド回線または他社モバイルブロードバンド回線の違約金・撤去工事費を満額※1還元いたします。
※1 キャッシュバックの対象は他社サービス解約時に発生する違約金・撤去費用・他社モバイルブロードバンド端末代金の残債です。キャッシュバック金額は合計で最大10万円となります。ただし、他社モバイルブロードバンド端末代金の残債に対するキャッシュバック金額は42,000円を上限とさせていただきます。
※引用元:SoftBank あんしん乗り換えキャンペーンより
- ソフトバンク光またはソフトバンクエアーに新規契約が条件
- 違約金・撤去費用・他社モバイルブロードバンド端末代金の残債
- 最大10万円まで
この3つが主な特徴となっています。
キャンペーンの申請には証明書というものの作成が必要ですが、それ以外は特に負担はありません。電話契約が必要とかいった条件もありませんし、面倒なアンケート回答とかもありません。
その他では代理店などのキャッシュバックで相殺
もう一つの方法としてキャッシュバックで相殺する、という方法があります。
例えば、ソフトバンク光なら「株式会社NEXT」という代理店で、
※画像はNEXTのキャンペーンサイトより引用
- 56,000円
- 31,000円+高速無線ルーター
のどちらかを選ぶことができます。
auひかりも株式会社NEXTから申し込むことができ、
- 最大52,000円
のキャッシュバックをもらうことができます。
スタートサポートの還元が無い分、高額キャッシュバックで補うことも可能でしょう。
まとめ
ビッグローブ光の解約金は
プラン | 期間 | 更新月 | 解約金 |
3年プラン | 36ヶ月 | 36ヶ月目 | 20,000円 |
2年プラン | 24ヶ月 | 24ヶ月目 | 9,500円 |
このように設定されていますが、これだけでなく
- 機器返却時1,300円
- 工事費残額(無料キャンペーンも同様)
が請求される可能性があります。
これを回避するためには、
- ソフトバンク光の「あんしん乗り換えサポート」
- 代理店キャッシュバックで相殺
の2つの方法があります。
もし、ビッグローブ光を解約する際、または乗り換える際は、解約金を負担できるキャンペーンを活用し損をしないようにしましょう。
ソフトバンク光の申し込み先はこちら | auひかりの申し込み先はこちら |
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