年数単位で申し込むサービスで必ずと言って良いほどかかるもの、「解約金」。
それはインターネットでもしかりです。
しかし、解約金も時期や乗り換え方法によって、違約金0円(正しくは還元)で済む方法があるのをご存知でしょうか?
今日はその解約金についてのお話しです。
目次
ソフトバンク光の解約手続き
まずはソフトバンク光の解約の仕方を紹介します。
電話で連絡
これは簡単でただ、電話で連絡するだけです。
SoftBank 光のキャンセル/解約は、お電話にて受付しております。
ソフトバンク光のサポートセンターである186-0800-111-2009(通話料無料)に電話し、解約の旨を伝えることで解約をすることができます。
機器の返却
ほとんどの場合、特にひかり電話も利用している場合は、ソフトバンク光では「光BBユニット」を借りなければなりません。
これは家で光回線を接続してWi-Fiを飛ばしたり、固定電話に繋げたりするために必要な機械です。
この機械の返却も解約の際必要になってきます。
解約のデメリット・リスク
ここからはソフトバンク光解約のデメリット・リスクを解説していきます。
やはり、インターネット設備は基本的に2年・3年契約とあり、無料で解約できる期間は○年目の1ヶ月間のみという場合がほとんどです。
時期を見極めて解約しないと大きなリスクを負うことになります。
ソフトバンク光の違約金
ソフトバンク光にももちろん違約金があります。
自動更新ありプランの解除料について
- 2年自動更新プラン: 契約期間内に解約のお申し出がなかった場合、さらに2年間を契約期間として更新します。契約満了月以外で解約した場合、9,500円の解除料が必要です。
- 2年契約
- 契約満了月=利用開始から24ヶ月目の月
- 24ヶ月目以外での解約なら9,500円の違約金発生
この3つが主な内容です。
一応5年契約(月額料金が安い)や契約期間なし(いつでも解約無料)のプランもありますが、最も基本的なプランはこの2年契約のプランです。
「2年契約」というのが少しややこしいですが、これは正確に言えば「自動更新の2年契約」です。
つまり2年経って何もしないと、また2年契約が始まる、ということです。何もしないと永遠に2年契約が更新されていくことになります。
もしも、契約期間中、つまり「契約満了月」以外で解約した場合、契約を破ったということで「違約金」が発生してしまいます。
この違約金が9,500円です。
※ソフトバンク公式サイトより
ソフトバンク光の解約における最大のリスクはこの違約金「9,500円」と言うべきでしょう。
その他、ソフトバンク光だけでなく、代理店によるキャッシュバックやキャンペーンの「最低利用期間」の規定により、「キャッシュバックの返金」が求められる場合もあるので注意しましょう。
工事費継続支払い
工事費が分割払いの場合、解約時には残金を一括でお支払いいただきます。
工事費が分割払いで払い終えていない場合、当然工事費は支払わなければなりません。
それでも毎月の分割払いではなく「一括」での支払いとなります。
こちらもソフトバンク光解約時のデメリットになります。当然と言えば当然のことですが...。
Yahoo!BBメールアドレスは解除
ソフトバンク光に入っていると、Yahoo!BBというプロバイダによって「@ybb.ne.jp」が末尾につく「Yahoo!BBメールアドレス」を使うことができます。
しかし、これらはソフトバンク光の解約と同時に消失してしまいます。
auひかりの解約金補助で違約金0円!
しかし、こうした違約金等に対して、『違約金があるから乗り換えできないな…』とあきらめてはいけません!!
ソフトバンク光がなんらかの理由で気に入らず、乗り換えしたい場合、例えばauひかりではそこで発生する違約金を全額還元してくれるキャンペーンを行っています!
その名もauひかり新スタートサポートです。
auひかり新スタートサポート
他社インターネットサービスの解約違約金相当額をau WALLET プリペイドカード(注4)へのチャージまたは郵便為替にて還元いたします。au WALLET プリペイドカードへのチャージまたは郵便為替での還元額の上限を超えた場合、その差額相当分をauひかり月額利用料から差し引いて還元します。
※KDDI公式サイトより
auひかり新スタートサポートは、他社からの乗り換えの際に発生する違約金相当額を最大3万円還元してくれるキャンペーンです。
ここに書かれている通り、「auが直接違約金を払ってくれる」というわけではなく、払った分の違約金をなんらかの方法でauが後で還元してくれる、というキャンペーンです。
還元額の受け取り方法は「au WALLETプリペイドカード」へのチャージか「郵便為替」となります。郵便為替は郵便局に行ってお金をもらうという方法のため、こちらは「現金受け取り」になります。au WALLETプリペイドカードは年会費入会費無料のプリペイドカードで、マスターカード加盟店で利用可能です。
ただし、これは「一定の料金(10,000円)まで」であって、10,000円を超えた違約金の還元は、すべて毎月の月額料金1,000円割引となります。
つまり、例えば15,000円の違約金還元が発生した場合、そのうちの10,000円分は「au WALLETプリペイドカード」へのチャージか「郵便為替」を選ぶことができますが、残りの5,000円は月額料金の割引となります。
auひかり新スタートサポートの条件
条件は主に3つあります。
- ネット(ホーム:ずっとギガ得プラン、マンション:マンションプラン)
- 電話(月額500円)
- 電話オプションパック(EX)(月額500円もしくは690円)
ネットはプランの指定がありますが、これはあってないようなものです。
ホームの「ずっとギガ得プラン」というのは月額料金が最も安い3年プランで、3年間、毎年100円ずつ月額料金が安くなることになっています。初年は5,100円、次の年は5,000円といった具合です。マンションプランというのは特に指定がないのとほとんど同義です。
電話というのは基本的には「auひかり電話サービス」を指します。光回線を利用した電話サービスで、月額500円で利用できます。この電話サービスに、割込電話や発信番号表示など色々なオプションを有料でつけることができますが、これらのオプションをまとめてセットにして安くしたものが「電話オプションパック(EX)」です。
特定のオプションを2つ以上つける場合はいくつつけても500円(もしくは690円)になります。
これらをクリアすると「違約金の還元」のキャンペーンを受けることができます。
最低利用期間
違約金の還元をしてもらっても今度はauひかりの契約期間と違約金に関する約束が入ってきます。
光回線の違約金 | スタートサポートの違約金 | |
ホーム | 15,000円(ずっとギガ得プラン) | 10,000円 |
マンション | 7,000円(お得プランA) | 7,000円 |
auひかりそれ自体の違約金ももちろんですが、それ以外にauひかり新スタートサポートの違約金も発生します。
約束の3年(ホーム)または2年(マンション)利用しないと、この2つの違約金が発生します。
スマホ・ケータイ費用もサポート!
他社携帯電話(注6)の解約違約金相当額をau WALLET プリペイドカード(注4)へのチャージにて還元します。
※KDDI公式サイトより
実はauひかり新スタートサポートにはもう一つの側面があり、「他社携帯の乗り換えの際に発生する違約金」を還元してくれるのです。
こちらはau WALLET プリペイドカードへのチャージのみですが、最大10,260円まで還元してくれます。
【適用条件】
下記、①、②の条件をすべて満たすお客さま
①申請書送付までにau WALLET プリペイドカードのお申し込み(郵便為替での還元の場合は不要)、およびauひかり申込日から申込月を含めて12カ月以内に「スタートサポート共通申請書」にて申請
②おトク1と「同一のauスマートバリュー」にau携帯電話を2回線以上新規ご登録
こちらの条件は2つあり、
- 申請書が送られてくるまでにau WALLET プリペイドカードの申し込み。さらに、auひかりを申し込みしてから12ヶ月以内に申請を行う
- 2回線以上+auスマートバリューを新規登録する
です。
auスマートバリューとはauスマホとauひかりをセットで利用することでauスマホが最大2,000円安くなるキャンペーンです。
条件はauひかりと電話サービスだけなので、上のスタートサポートの条件をクリアしていれば問題ないです。
auスマホ・携帯の2年契約は基本的なプランなのでさほど問題はないと思われます。
ただし、auスマートバリューを適用した場合、auひかりの初期費用相当額割引キャンペーンは受けられなくなるので要注意です。
まとめ
光回線は、時期をちゃんと合わせないで解約すると「違約金」を支払わなければなりません。
ソフトバンク光も同様です。
「引っ越し」といった差し迫った要因から『あと1年もソフトバンク光を続けるのは損だからやめる』といった選択まで、幅広い解約の理由がありますが、たとえ違約金があっても、ソフトバンク光の解約を踏みとどまる必要はありません。
auひかりであれば、auひかり新スタートサポートによって最大3万円まで違約金が還元されます。
ソフトバンク光をやめてauひかりに乗り換えるのもおすすめです。
さらに、スマホや携帯に関しても、auひかり新スタートサポートで最大1契約10,260円まで違約金を還元してくれます。
ソフトバンク光からauひかりに乗り換えるなら、ネットだけでなくスマホも乗り換えるのがおすすめです!