話題の光コラボひかりJ。スマホと光回線のセット割であるauスマートバリューが使えるひかりJは確かに魅力にあふれています。
ただし、auスマートバリューが使える光コラボはひかりJだけではありません。そのほかに「ビッグローブ光」も有名です。
今回はこの2つを比較していきたいと思います!
目次
ひかりJとビッグローブ光の共通点
ひかりJとビッグローブ光の共通点は「auひかりじゃないのにauスマートバリューが適用できる」という点にあります。
auスマートバリューとauセット割の違い
auスマホの割引は「auスマートバリュー」と「auセット割」の二種類がありまず。auスマートバリューは「auひかりのみ」でauセット割は「いくつかの光コラボ」で適用可能でした。光コラボというのフレッツ光の光回線に携帯会社やプロバイダが自社のサービスをくっつけて売りに出す手法で、そもそもauひかりとは光回線の系列が違います。
このauひかりと光コラボの差別化を図るためにも「auひかりならauスマートバリューに申し込める!」と宣伝して、auひかりの顧客数を増やそうとしていました。
なぜそんなことができるかというと、「auセット割」は「最大1200円×1契約」が割引限度額ですが、「auスマートバリュー」は「最大2000円×10契約」が割引限度額となっていて、明らかにauスマートバリューの方がお得だからです。家族四人でauスマホを使っていて、しかも割引に該当するスマホプランなのであれば、4契約なので最大8000円の割引です。
ただし、大きな違いとしてauセット割の条件が光回線+スマホというシンプルなものなのに対して、auスマートバリューは光回線+電話+スマホの契約が必要でした。
割引金額 | 割引最大 | 条件 | |
auセット割 | 500/1200円 | 1契約 | ネット |
auスマートバリュー | 500~2000円 | 10契約(1世帯) | ネット+電話 |
光コラボでもauスマートバリューが適用できる!
しかしながら、どういうわけか最近、光コラボでもauスマートバリューが使えるようになりました。現在増えつつありますが、たとえばひかりJ、ビッグローブ光、ソネット光などで適用可能です。
ただし、この場合でも電話の契約は必須となっています。
auスマートバリューとは?
ではそもそもauスマートバリューはどのように割引してくれるのでしょうか。
条件
- ネット+電話
概要
- auスマホ・ケータイ・タブレットが500~2000円/月 割引
- 最大1世代10契約割引可能
- 別居する50歳以上の家族(祖父母など)にも割引可能
割引金額表
【スマートフォン(5G/4G LTE)】
ピタットプラン 5G
ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)
【受付終了プラン】
新auピタットプラン1GBまで 割引対象外 7GBまで -500円/月 ピタットプラン 5G(s)
ピタットプラン 4G LTE(s)
2GB超~20GBまで -500円/月 【受付終了プラン】
auピタットプランN(s)
auピタットプラン
auピタットプラン(s)(シンプル) :1GBまで 割引対象外 (スーパーカケホ/カケホ) :2GBまで
(シンプル) :1GB超~2GBまで-500円/月 (スーパーカケホ/カケホ/シンプル) :2GB超~20GBまで -1,000円/月 データMAX 5G
データMAX 5G Netflixパック
データMAX 5G ALL STARパック
データMAX 4G LTE
データMAX 4G LTE Netflixパック
【受付終了プラン】
auデータMAXプラン Netflixパック
auデータMAXプランPro
auフラットプラン25 NetflixパックN
auフラットプラン20N
auフラットプラン7プラスN
auデータMAXプラン
auフラットプラン20/30
auフラットプラン25 Netflixパック
auフラットプラン7プラス
auフラットプラン5(学割専用)-1,000円/月 【受付終了プラン】
データ定額1
データ定額1cp-934円/月
※3年目以降は-500円/月【受付終了プラン】
データ定額2/3
データ定額3cp
ジュニアスマートフォンプラン
シニアプラン
LTEフラット cp-934円/月 【受付終了プラン】
U18データ定額20-1,410円/月 【受付終了プラン】
データ定額5/8/20
データ定額5cp
LTEフラット
ISフラット
プランF(IS)シンプル-1,410円/月
※3年目以降は-934円/月【受付終了プラン】
データ定額10/13/30-2,000円/月
※3年目以降は-934円/月【4G LTEケータイ】
【受付終了プラン】
データ定額1(ケータイ)-934円/月
※3年目以降は-500円/月【受付終了プラン】
データ定額2/3(ケータイ)-934円/月 【受付終了プラン】
データ定額5/8(ケータイ)
-1,410円/月
※3年目以降は-934円/月【受付終了プラン】
データ定額10/13(ケータイ)
-2,000円/月
※3年目以降は-934円/月【3Gケータイ】
カケホ(3Gケータイ・データ付) -934円/月 【4G LTEタブレット/4G LTE対応PC】
タブレットプラン20
【受付終了プラン】
LTEダブル定額 for Tab/Tab(i)(「ゼロスタート定額」)
-1,000円/月 【受付終了プラン】
LTEフラット for DATA(m)
LTEフラット for Tab/Tab(i)/Tab(L)-1,410円/月
※3年目以降は-934円/月
以上がauスマートバリューの概要です。表を見ればわかりますが、2000円割引を手にするのはなかなか難しいです。また、実際は2年間だけ高額になるタイプの割引も含まれているので、二年経つと減額されたりしまう。
ビッグローブ光ではauセット割もauスマートバリューも選べる
最後にビッグローブ光のメリットとして紹介しておきたいのは、「ビッグローブ光ではauセット割もauスマートバリューも選べる」という点です。
通常ひかりJであれ、ソネット光であれ、さらにauひかりであれ、「auスマートバリュー」しかありません。しかし、ビッグローブ光では、「auスマートバリュー」か「auセット割」か選ぶことができるのです。
一体これで何がいいのかというと、
Aさん:戸建てで家族と住んでいる。妻も子どももauスマホ
Bさん:マンションで一人暮らし。auスマホユーザー
こういう2人の人がいたとして
Aさん→戸建てなので電話が必要・複数のauスマホの割引がしたい
Bさん→電話はスマホで十分。自分のスマホだけ割引できれば良い
こういうニーズがあるとします。この場合明らかに
Aさん→auスマートバリュー
Bさん→auセット割
がマッチしています。
このようにauスマートバリューか、auセット割か選べることはそれなりのメリットがあるのです。
月々の料金比較
まずは、月々の料金から比較していきます。通常月々の料金は「月額料金」、「工事費」、「オプション費」などで決まっています。
月額料金
BIGLOBE光 | ひかりJ | |
戸建て | 4980円 | 5200円 |
マンション | 3980円 | 4000円 |
以上が主要プランの月々の料金ですが、どのような違いがあるでしょうか。
マンションに関しては「20円」しか違いがないとしても、戸建ては220円ビッグローブ光の方が安いので、ビッグローブ光の方がやや安いと言えるでしょう。
ひかりJは電話必須
ただし、ここでビッグローブ光との大きな違いがあります。
・ひかりJは、光回線・インターネット接続に加え、ひかりJ電話またはひかりJ電話パ
ック(注)にご加入いただきます。2ページ
「電話」の契約がひかりJでは必須であることがわかります。
月額利用料
タイプ 月額利用料 合計 ホームタイプ ネット5,200円+ひかりJ電話(注1)(500円) 5,700円 マンションタイプ ネット4,000円+ひかりJ電話(注1)(500円) 4,500円 ※現在フレッツ光で「ネットと電話」をご利用中の場合は、ひかりJへの転用と同時に「ネットのみ」に変更することはできません。
ネットと電話がそのまま転用されます。
これはひかりJの月額料金を現したものです。
そのため、ひかりJでの最低月額料金は戸建てで5700円、マンションで4500円です。
ただし、ビッグローブ光であれ、ひかりJであれauスマートバリューを適用するためには電話契約が必須なので、予めauスマートバリューの適用を考えている人には関係ないかもしれません。ビッグローブ光でも電話料金は毎月500円です。
契約期間・違約金
BIGLOBE光 | ひかりJ | |
違約金・戸建て | 20000円 | 13000円 |
違約金・マンション | 20000円 | 8000円 |
契約年数 | 3年 | 2年 |
光回線を契約する場合は契約期間の利用を約束する必要があります。その契約期間内に解約をしようとすると「約束」を破ったということで「違約金」が発生します。この違約金が表に書いたものです。
ここでは、ビッグローブ光が3年契約と契約期間が長い、かつ、違約金も圧倒的に高い、そんな感じです。ちなみに自動更新となるため、2年経って何もしないとそのまま+2年で契約されます。逆に、2年目の「1か月間」=「更新月」で解約すると違約金は発生しません。
工事費はどっちも無料
auひかりの工事費は20000円前後かかることが多いですが、「ビッグローブ光」、「ひかりJ」どちらでも工事費は無料になります。ビッグローブ光では3年プランに契約さえすれば、工事費は無条件で無料になります。
ただし、土休日での工事でも追加料金がかからず、無料になるのはひかりJだけです。
ビッグローブ光なら引越し先での工事費0円
※ビッグローブ公式
ビッグローブ光の大きなメリットは、引越し先での工事費も無料にしてくれるところです。
通常一度契約して、たとえば1年くらい経ってから引越ししなくてはならないと、「解約」ないしは「再度工事」となります。解約すると解約金がかかるし、工事すると工事費がかかるので、結局支払いは発生します。
ただし、ビッグローブ光なら、この引越しでの工事費を無料にしてくれるのです!しかも何度でも。
その他のサービス・キャンペーン
基本的に双方の電話サービスの月額500円、テレビサービスも660円と値段は変わりません。
ただし、大きく変わる点として「プロバイダのサービス」が一つの観点となります。
プロバイダサービス
ひかりJのデメリットの一つは「プロバイダサービスがない」という点です。
・ひかりJではメールアドレスを提供していません。
通常ビッグローブ光やソネット光などプロバイダ主体の光コラボでは、ビッグローブ、ソネットがそれぞれプロバイダとなって、「接続状況などのサポート」や「メールサービス」、「セキュリティサービス」を提供してくれます。現在ではGmailなどフリーメールアドレスが主流なため、メールサービスなんていらないじゃないか、とおもわれるかもしれません。しかし、プロバイダのメールアドレスは自動で迷惑メールを格納してくれたりする優れものなので取っておいて損はありません。
しかし、そうしたサービスがひかりJにはまるっきり欠落しています!。
<プロバイダで提供される主なサービス>
- メールアドレス(迷惑メール対策付きなど)
- ブログ(容量〇GB無料など)
- セキュリティ対策
キャッシュバック
もう一つひかりJに欠落しているのは「キャッシュバック」です。
ビッグローブ光の場合たとえば株式会社NEXTという代理店では、新規で32000円のキャッシュバックを受け取ることができます。
しかし、ひかりJではもらえません。
総合比較ービッグローブ光がおすすめ!
BIGLOBE光 | ひかりJ | |
---|---|---|
戸建て | 4980円 | 5200円 |
マンション | 3980円 | 4000円 |
工事費 | 無料 | 無料 |
契約年数 | 3年 | 2年 |
電話 | 500円 | 500円(必須) |
キャッシュバック | 32,000円 | 0円 |
総合的に見て明らかなのは「戸建てなら迷わずビッグローブ光」と言えるところです。戸建ての場合契約年数はあまり気にしなくていいですし、月額料金も安くキャッシュバックのあるビッグローブ光はおすすめです。
また、マンションで「電話契約をしたくない人」の場合もビッグローブ光がおすすめです。ひかりJでは電話契約が必須ですし、もしauユーザーだったとしてもビッグローブ光ならauセット割で電話契約なしで割引してもらうことができます。